青春18きっぷの下灘駅(旅116日目)

10月29日 晴/曇 宿毛―松山

K夫妻のご好意で、朝食はモーニングに連れて行ってもらった。高知家グルメガイドに載っていたまなべ旅館は、朝から地元の常連客で賑わっていた。
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トーストにも味噌汁が付く不思議。食後のコーヒーまで付いて550円。
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じーちゃん(77)の行き着けのお店だった。おかかと鮭のおにぎりは新米を使っており、塩が効いててとても美味しかった。高知の米はもちもちしているのが特徴だ。食後、丁重にお礼を言ってお別れ。四国のお遍路文化に少し触れることができて嬉しかった。

R56を北上。トンネル手前で愛媛県に入る。
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道の駅津島やすらぎの里で小休止。おお!なんて素敵な屋根がある場所なんだ!野宿できるじゃないか。
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と思ったら、野宿禁止だった。
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「日本を旅している」バイクがいた。バイクの主がなかなか戻ってこないから、待ってた。すすっとどこからか現れて、出発しようとする青年を引き止めることに成功。ホクレンフラッグ4本挿していたから、ブログランキング参加してる人かと思ったら違った。失礼。
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彼は20歳で、仕事をしている店舗が改装中。2ヶ月休みになったから、急ぎ足で旅をしていると話してくれた。浜松からで、もう帰路だそうだ。‘旅人2014'は、もう後半戦の人たちが大半だ。そう考えると、私はなんてのんびりしているのだろうか。

愛媛感溢れる、両サイドみかん畑の快走路。
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いい天気。
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国道沿いの小さなお店が目に留まった。地元民のための食堂、「おりおん」。ちょうどお昼時でお腹が空いたし、気になったので立ち寄った。
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からあげ定食650円。食後のコーヒー付き。あれ?ここ最近唐揚げばっかりな気がするぞ。本日二杯目のコーヒー。接客よくて居心地がいい。美味しい定食屋さんだった。この辺に住んでるなら週1で通ってもいいかもしれない。
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お腹いっぱいだし、海沿いで気持ちいいし、幸せいっぱい。
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脇道から駅正面へ回る。無人駅。
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二人で座ると、ラブラブになれるベンチがある。一人で座ると、傾くだけである。
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どうしてここに寄ったかというと、青春18きっぷのポスターに採用されたことがある駅なのだ。先ほどの道の駅で会った浜松からの旅人にもオススメされた。

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ポスターに採用されていたのは、確か私の学生時代じゃなかったか。私が旅好きになった頃。

高校を卒業し、私は18歳で専門学校へ進学した。定時制だったため、勉強半日、仕事半日の生活だった。仕事は辛いし、職場の人間関係は最悪。自分の置かれた環境と、自分が嫌いだった。人生に絶望してて、この世から消えていなくなりたいと願っていたこともあった。今思えば病んでいた。

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その頃に出会ったのが、旅だった。青春18きっぷを使って短い時間だったが旅をした。自分の知らない世界を見た。すごくワクワクした。心から楽しかった。

それまでは自分を取り巻く環境に振り回されていたが、旅は私に変わるきっかけをくれた。何かを変えたい、そこから出たいと思ったとき、まず自分が変わるしかないのだ。


人生に勝ち負けがあるのなら、楽しんだもん勝ちだと私は考えている。あの日生かしてくれた偶然に感謝して、今日まで生きてきたし、今後も生きていこうと思う。人生は誰のものでもなく、自分のものだから。


人生を語るには、まだあまりに生きていなさすぎる。自分の見聞の狭さ、考え方の浅さ、知識のなさ。今回の旅でどんな成果が得られるのか、私にはまだ分からない。時には文句言ったり言われたり、失敗することもある。しかしそれも経験と、前向きに捉えたい。そして、机上で偉そうに論じる度量の小さな人間ではなく、私は経験豊かで寛大なオトナになることを目標としている。



思ったことや感じたことは旅の記録として残しておきたいので、それを不快に思う方は立ち去っていただきたい。



長々と自分の話をしてしまった。。。


で、まあそんな思い出のあるポスターの風景。しばらく海を眺めた。


駅の落書帳に一筆書いて、駅を後にした。



道後温泉近くの、ゲストハウス「ふじ屋」に宿泊。一泊2千円。民家の間にある。
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ヘルパーの女の子が、ニコリともしなくて無愛想だった。風邪気味なのかもしれないが、感じ悪かった・・・。周辺のオススメ食事処を聞いたら一箇所しか返ってこなくて、選択の余地がなかった。


唯一教えてくれた「まんま」という、鍋焼きうどん屋へ。
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メニューの品数・・・。鍋焼きうどん店なのか。
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細切りの油揚げが絶品だった。うどんは、香川のうどんを想像してたら玉砕した。かき揚げは揚げすぎで、若干コゲていた。総合評価、オススメされた割には(油揚げ以外)そんなに美味しくなかった。


道後温泉ふらふら。日本三古湯のひとつ。夏目漱石の『坊ちゃん』にも描かれている。本館は木造で雰囲気がとても良い。浴衣姿の観光客が多かった。
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観光客が好む道後温泉本館に対し、地元民に愛されている椿の湯。本館は、以前ツーリングで来たときに入ったので、私は椿の湯に入った。ロッカーが10円で、ドライヤーも有料。お湯は無色透明の単純温泉で、気持ちよかった。
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by chidorigo | 2015-01-18 06:00 | 四国編 | Comments(6)
Commented by F氏 at 2015-01-18 09:55 x
四国一周しましたね。さいちーさんが色んな体験、経験して成長し、お会いできる日を楽しみにしてます。これからも満喫して下さい。
Commented by 腹筋オジサン at 2015-01-18 14:08 x
人生 楽しみなはれ!

俺はさいち~を通して日本全国を楽しませて貰ってます(^_-)
君の毎日を「親心」で見守ってるよ~
いつになるかはわからないけど再会の日を楽しみにしております
Commented by chidorigo at 2015-01-19 14:45
>F氏
ここまで、特に何も変わっていない気がしますが、何か成長できるといいです。頑張ります!
Commented by chidorigo at 2015-01-19 14:55
>腹筋氏
いつもありがとうございます。いつか、再開の日を楽しみにしてます!
Commented by 風ささき at 2015-01-19 21:27 x
はじめまして
自分らしく生きる、楽な方を選ぶ、分かれ道で自分が歩む道に一歩踏み出す。
旅人の特権、いろんな風景が流れていく、そこに暮らし働き生きている人がいる。
視野がどんどん広がって気持ちも軽くなる、疲れた自分はそこに居ない。
日常は真逆な世界、非日常を思うぞんぶん楽しんでください。
人生殆どは辛さを楽しむ、ひねくれた時間が多いけど旅人でいられた幸せを感じられたら
素直な自分に戻れた証拠でしょうか。
とても大切で貴重な旅の空の下、深呼吸して新しい土地へ。
明日は明日の風が吹く、明日はもっといい日でありますように。

カブの旅、無事に帰れますように、明日もいい旅を。
Commented by ライツボ at 2015-01-22 04:32 x
おはようございます。
私も有りましたよ、病んでいた時期。
(世の中、金や~)と思っていた時期。
でも、今となっては、今だから言えるのかも?ですが、

(ライツボするためには必要な時期)

でしたね。
今現在は、

(空気、太陽、愛、この3つで充分幸せ)

って思います。

ではでわ。

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