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山に戻る

お盆が明け、休暇が終わり、山に戻った。お盆は混雑する予想だったが、定員フル稼働の日が続き、定員オーバーする日は少なかったのは意外だった。布団率2倍いくかと思ったが、概ね一人一枚の布団でいけた。

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団体の直前キャンセルや、当日受付でパニック寸前だった日もあった。先輩の指導でスマートに対応。さすが場数をこなしてる先輩は強い。
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受付待ちのお客さんに「温かいお茶よかったらどうぞ」と声かけたりとか、雨が降ってきたら玄関にブルーシート引いてタオルを出すとか、周りを見て行動できるようになってきた。雨の日は寒く、ペレットストーブに火が入った。
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スタッフのメンバーに恵まれていて、雰囲気良好。年齢構成(およそ)としては、20代前半1名、20代後半2名(私含む)、30代前半4名、30代後半2名、40代5名、計14名のスタッフが働いている。大学生が夏休みバイトで来てるんじゃないかと予想してたけど、大学生は皆無だった。思いの外年齢層が高くて驚いている。


敬語は使ったり使わなかったりでラフな感じ。みんなあだ名で呼び合っている。「○○ちゃん、○○さん」と名前の頭文字二文字を取ることが多い。

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出身地もばらばらで、北海道、秋田、山梨、長野、東京、名古屋、大阪、福岡、宮崎等、全国各地から集結している。「長野出身」というと「いいなー」と言われる。山に囲まれたところで生活している人にとっては何でもないが、山好きからすると憧れの地なんだろう。

趣味もいろいろで、山はもちろん、沢、クライミング、コーヒー、写真、舞台、旅好き等。


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山荘スタッフが発した個人的に好きな台詞を紹介】



「ちょっと1回電源切っていいっスか?エイトノット決まってるっス」

布団を上げた後、掃除機をかける。掃除機のコードがたまたま見事にエイトノット(八の字結び)になっていた。



「ロフトの布団も干そうか。落とすよ!フトーーーーン!!!!」(ボフッ)
クライミングをやるスタッフが言ってた。「ロープ!」とか「落石ー!」とかは山あるあるだが、これは斬新。しばらく笑い転げてた。


「それ標高のせいだよ」
巷では奇怪な出来事があると妖怪のせいになるようだが、ここでは標高のせいになる。時間通りにマカロニを茹でてもまだ固いいし、思い通りにレンチンされないし、一生懸命布団たたむと息切れするし、朝起きられないし。


「社長!おはようございます!」
最年少の柴が遅刻した日を境に、1週間イジられ続けていた。「明日は何時に起こしにいきましょう?」なんて聞かれている。この風潮があるから寝坊できない・・・。


「3匹連れて帰ってきてください。アルパカツアーやりましょう」
休暇で下山し、アルパカを見に行くスタッフがいた。高山帯に住むアルパカを連れてきて、小屋で飼い、隣の山まで人を乗せるツアーを1回5千円にしようと妄想。「さいちーが先頭歩く人ね。一番似合いそうだから」と、乗る人じゃなくて綱引いて歩く人か。




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by chidorigo | 2015-08-24 06:00 | 山小屋2015夏
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