常総市元気村でのボランティア

地元のりんご直売所に行ったら、試食コーナーにはナイフ数本と、りんご数種類が丸々置いてありました。「ご自由に切って食べてください」に衝撃を受けました。
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さいちーです、おはようございます。りんご切って剥けるだけの腕があってよかったです。不器用な方・・・どうぞ手を切らないように気をつけてください。

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さて、常総市のボラセンは、市で運営している公式なところと、市が受けない「手が届かない仕事」を引き受ける民間でやっているところと2ヶ所ある。私は後者のボラセンへ行った。直売所、元気村の一角にある。

山小屋で一緒に働いていた女性スタッフと、元気村ボラセンのボスが知り合いだった。ボスははっちゃんと呼ばれていて、気さくなヒゲ男だ(ぇw

ガレージが本部で、談話室も兼ねている。ガレージ内部には2部屋あり壁で仕切られている。談話室の隣が元気村ボラセンのスタッフルームだ。
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車で来るボランティアは、車中泊が多い。 都内から日帰りで来たカブの人もいたが、 遠方からカブで来るのは私くらいで、私はテント泊。元気村敷地内にあるビニールハウス内を使っていいとのことで、遠慮なく使わせていただいた。

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1日だけ夜中雨だったが、さすがビニールハウス。フライ張らなくても大丈夫だった。通気性良好で、洗濯物も干せた。時々資材を取りに入ってくる人がいるくらいで、もはや住み心地抜群な快適な我が家。
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元気村にある涌き水を利用して、簡易風呂完備。完全に鉱泉で、硫黄と鉄の味がするほんのり茶色い水だ。ボイラーがついていて、鉱泉を沸かすと温泉風になる。ルールで湯舟には入れないが、かけ湯でも十分。温泉気分が味わえる。洗濯機もあるので、ありがたいことに洗濯にも困らなかった。
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旅人的な感覚だと、全然問題なく住めるレベル。むしろ居心地いいからずっといれる(笑)


さて、ボランティア本題。

私が派遣されたのは、車で10分程度の場所にある倉庫だった。この倉庫では、ライブやイベントのグッズ、主にTシャツやタオルを保管していた。その数およそ15万枚。倉庫丸々水に浸かって、商品価値がなくなったため、破棄することになった。
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※写真掲載は倉庫オーナーの許可あり。
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某サッカーチームのタオルマフラーや、某5人組アイドル、国民的2人組音楽ユニット、韓流アイドル、ピアノ弾きながら歌っちゃうあの人、つけまつげ何枚重ねてるのか不明なあの人等、有名アーティストのTシャツばかりだった。甚大な損害だ・・・。
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入口に積まれたTシャツの山。これを撮影したのは初日だったが、3日目には私の身長をはるかに超えていた。
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倉庫内部にもまだまだあって果てしない。フォークリフトが通る通路を作るのと、フォークリフトがパレットを持ち上げたときに崩れないようにTシャツを積み直す作業を行う。

また、回収してくれる業者が異なるため、布類とそうでない物(キャップやパンフレット等)を仕分けも行った。
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一生懸命働いた甲斐あり、フォークリフトが通れるようになり、Tシャツにプリントする機械の洗浄も完了した。高圧洗浄気で泥まみれになった機材を洗ったりもした。
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3日間で倉庫内はそこそこ片付いた。毎日メンバーは変わるが、大体20人くらいでの作業。3連休だったので全国各地から応援が来ていた。

行ったことは倉庫の片付けだったが、これは「社会復帰を目指す手伝い」だと思った。掃除をして元あった状態に戻すことも大切だが、その先、元々の生活を取り戻すための支援がボランティアじゃないかと感じた。物的な支援ももちろん必要だが、人の手でしか出来ないことが多くある。

自分の足で現地へ行き、自分の目で見ること。ちょうど災害から1ヶ月目で、電車が開通した。それを報道するためと思われる、数機のヘリが頭上を旋回していた。 報道されるのはごく一部。報道されない現状と、町の復興の進捗具合が垣間見えた。
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東日本大震災のとき、私は卒業年でボランティアに行くける余裕などなく、募金くらいしかできなかった。遠くてなかなか行けないが、今回こうして誰かのために汗を流したことは、今後の考え方に何か良い影響を与えてくれるかもしれないし、何かに役立つときがくるかもしれない。

【同じ位置からの3日間の変化】
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最後に一軒、お店を紹介する。
坂東市にある海鮮丼持ち帰り専門店『どん太』

ワンコインで、ネタやご飯が大盛にできる。ネタが分厚くて大きいし、ご飯も美味しい。赤字にならないのか心配になる。
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ネタ大盛にしたから、これで700円。
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スマホより大きい。
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近所に住んでいれば週1以上通いたい店だ。


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by chidorigo | 2015-10-27 06:00 | ボランティア | Comments(2)
Commented by 何処吹く風 at 2015-10-28 22:49 x
東北大震災の時には、一ヶ月後に気仙沼に入り、
約20日間ほどいて、人生初のボランティアを
しました。
瓦礫の山なのに、一ヶ月間雨に洗われたせいか、
汚れていなくて嫌なニオイもない。報道では
見えない何かを見て、現地でしかわからないニオイを
嗅ぎ、あるいは、あるはずのニオイがないことに
気づき、いろんな人と出会う。
日本一周もそうだろうけど、非日常の中で見たり
考えたことは、やはり、少しは人生を変える力が
あるなあと思います。
定年退職してムショクの私でも、ほんのちょっとでも
世の中に変えたいことを見つけて、ささやかに
取り組んでいるのも、気仙沼とボランティアの
休みの日に、バイクで宮古まで往復したときに
見たもの聞いたものなどが糧になってると思ってます。
私より、40年近く若くして、そんなスタートを
切ったサイチーさんの今後の人生をブログを通じて
見るのが、ますます楽しみになりました。
あ。忘れるところでした。ボランティアから帰ったら
ありとあらゆる人からエライねとほめられました。
サイチーさんも、エライね。
Commented by chidorigo at 2015-10-29 23:29
>風氏
エライとは言われるんですが、何がどうエライのか考えてみました。自分の時間を他人のために費やす、しかも見返りを求めない辺りかなぁ、と。でも世のお父さんお母さんたちは家族のために働いてるけど、それは養う義務があるから周りからエライとは言われない。ボランティアに来てたひとたちは、ボランティアが趣味みたいなところがあって、どの辺りがエライのか私にはよく分からずにいます。
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