モルゲンロートに包まれて

朝日差し込む東向きの部屋。気持ち良く目覚める。
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我々はモルゲンロートの中にいる。モルゲンロートとは、ドイツ語で朝焼けの意。ちなみに夕焼けはアーベントロート。 朝も夕も、真っ赤に染まるこの一瞬が好きだ。
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3泊4日の山行最終日。さすらいの主婦とともに山を下る。仕事中にも関わらず、スタッフ総出で玄関に集まって見送ってくれた。
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小屋スタッフに別れを告げて出発。
次は下界、打ち上げで会いましょう!

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名残惜しく、何度も、何度も振り返る。間ノ岳と農鳥岳が最後まで見送ってくれた。

あっという間に稜線は遠く。
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大樺沢に、正午の太陽が眩しい。
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これにて下山。今シーズン、山はおしまい。

帰りの電車でプシュッと。 会社帰りのリーマンは気にせず、オッサン化するワタシ。 松本の唐揚げセンターで買った、万歳したくなる下味のついた唐揚げをつまむ。山でのビールもうまいが、下界のビールもうまい。要するに、ビールがうまい。
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山が終わった充実感と、本当に終わってしまったんだというちょっぴり寂しい思いと、写真を見ながら余韻に浸る。

帰宅宅して測った荷物の総重量。重かった。なぜか行きより5kgも増えてる荷物の重量(笑)
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発注ミスで余ってしまった冷凍の鯖や鮭、大量のウインナーを持たされたからこんなに重かった(笑)








山で過ごした2ヶ月と10日―

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周囲には山で働くことに反対されたりもした。自分勝手でごめん。これが私だ。私の生き方なんだ。

下界にいては決して体験し得なかった、数多くの貴重な出来事。美しい眺めと、山で過ごしたことで見えた景色、初めてのブロッケン現象、季節の移り変わり、良き仲間、面白い客、人の考え方。ときに議論し、喧嘩し、言い合って。笑って泣いて、また笑って。笑いすぎて怒られて。

初日から辛くて心が折れそうだったが、今となってはいい思い出だ。心の支えは素晴らしい朝焼けだったり、下界にいる友人だったり、ブログのコメントだったり、心から笑い合えるスタッフだったり。

いろんな出会いがあって、別れがあって。旅も、小屋も、人がいるところには温かさがある。文字通り同じ釜の飯を食べた仲間との思い出は、決して忘れることはないだろう。 共に過ごした時間、共に語り合った夢は、次に進むための大きな力となる。




ありがとう 北岳



ひと夏の思い出は、私を成長させてくれたようだ。 山では遊んでて働いてた気がしないが、楽しみながらも多少稼いで、次の資金が貯まった。


晩秋の山に別れを告げる。

誰もが道標なき道を、悩み考えながら歩む。いくつもの分岐の果てにある、誰も知らない未来。私は次なるステージへ。

行こう
前を向いて
歩こう

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by chidorigo | 2015-11-04 06:00 | 山小屋2015夏 | Comments(2)
Commented by まちしま at 2015-11-04 10:27 x
非常に良い経験だったようですね。
次の旅は結構ハードそうなので、健康には気をつけて。
さらに良い思い出を作れるよう祈っております~。
Commented by chidorigo at 2015-11-05 18:12
> まちしま氏
本当に良い経験でした。次も頑張ります!応援よろしくお願いします!
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