東海道歩き旅の費用

【東海道まとめと考察】

これから東海道を歩いてみたい!と思ってる人のために、出費と内訳をまとめてみた。予算を組む際に参考にどうぞ。

私の旅は、東京-大阪間600kmをぶっ通しで歩くスタイルだ。週末ごとに電車でスタート地点まで行っては歩き、帰ってきてはまた電車で出かけ…という分割スタイルの方は違うサイトの方がいいかも。



まずは週ごとにまとめ。考察してみる。


1週目(1ー7日目) 【東京日本橋ー静岡府中】

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友人宅2泊
ネットカフェ3泊
野宿2泊

交通費を占める割合が多い。出発時点での荷物が重過ぎて、荷物再編のために一度帰省したためにかかった費用が大きい。また、友人宅という滞在場所があったため、そこへ荷物を置いて連泊する際に交通費が発生した。

靴を慣らし、身体を歩き仕様に変える期間。マメや水ぶくれができる。毎日歩いて、毎日全身筋肉痛。朝起きたときの歩き方がカクカクする。歩き始めて身体が温まってくれば、歩き方は戻ってくる。



2週目(8ー14日目)【静岡府中ー愛知知立】

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友人宅0泊
ネットカフェ4泊
野宿3泊

2週目は荷物を置いて連泊できる滞在場所はなく、常に移動していた。そのため交通費はかからず。荷物は毎日背負って歩いており、肩や背中が重さで悲鳴を上げるが、肩回りも脚も筋肉痛に慣れ、歩き仕様に変わってくる。ひたすら暇な時間と闘い、集中力と精神力が養われる。




3週目(15ー22日目)【愛知知立ー大阪高麗橋】
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友人宅3泊
ネットカフェ3泊
ゲストハウス2泊
野宿0泊

1週目同様滞在先があったために、宿泊費はそこそこで交通費がかかった。終点大阪から地元に帰るための高速バス代も含む。二十四節季の小雪を過ぎた頃より、朝晩はぐっと冷え込み、私が持っていた寝袋では快適に野宿できる気温を下回るようになった。野宿は諦め、宿に泊まることを選んだ。そうなればツェルトは不要になったから、自宅へ送り返せばよかった。

筋肉痛は相変わらず毎日だが、1週目よりも軽い。歩き終えた後も割と動ける。余計な脂肪は削がれ体重は落ちた。いつになく顎、腹、尻がシャープ。上半身はムキムキ。脚は太ももまで締まって逞しくなった。暇と闘うための「無心」を身につける。




<22日間の合計>
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やっと本題。



【初期投資】
地図3240円
足元(靴、靴下)16178円
ヒッチハイク216円
日記帳700円
看板製作500円
計21,034円

【旅中費用】
食費29588円
宿泊費31380円
風呂1949円
交通費16032円
日用品1704円
観光2608円
私費876円
土産3900円

計88,037円 (一日当たり3,824円)

総計109,071円





私の場合は約11万円かかった。スポンサー収入等があったのを差し引けば、予算の10万円を切る。


結論:東海道を歩くには10万円必要。※個人差あり





<日数について>
江戸の成人男性は一日十里歩いて一人前と言われた。女性は八里といわれ、ひ弱な現代っ子は江戸の女性を目標にして歩いた。その結果、一日平均27km、22日間かかった。最大で36km、最も歩かない日で16kmだった。やる気や体調、天候によって大きく左右される。

時期的に日が短いため、朝7時頃~日没17時+1時間程度歩くにとどめた。旧街道は道幅が細くて歩道がなく、心もとない路側帯の線が引いてあるのみ。日没後は、旧道ではなく国道1号線を歩くのが安全だと考える。反射たすきを身に付けると尚よいだろう。私はたすきですら重く持つのをやめた身だから、人に勧めるのはどうなのか疑問だが。日没後は極力歩道がある国1を歩いた。

日が長い時期に歩けば、一日辺りもっと長い距離が歩けたかもしれない。ところがなんせひ弱(笑)なので、30km前後が私にとってはちょうどいい距離だった。翌日に持ち越さない範囲の筋肉痛で済む、適度な距離だったと思う。何日も歩けば、自分に合った距離というのがおのずと分かってくる。




<気候について>
私が挑戦した季節は晩秋、11月だ。太平洋側の気候で、始めの1週間は歩くには暑いくらいだった。ところが中旬以降は急に寒くなり、半袖は不要に。後半はウインドブレーカーが手放せなくなった。



<宿泊について>
友人宅5泊
ネットカフェ10泊
ゲストハウス2泊
野宿5泊

寝袋を使ったのは22泊中18回、マットは9回。ネットカフェで借りられるブランケットは小さめて、空調が効いていても眠るには寒さを感じる。寝袋はネットカフェでも重宝した。寝袋の中に入らず掛けて寝るだけでも快適だ。野宿以外でマットを使ったのは、友人宅とゲストハウスだ。ゲストハウスでは寝具持ち込みでの割引制度があった。

宿泊費を抑えるために野宿を視野に入れてる人は、荷物がその分重くなるので覚悟が必要。野宿はしないと決め、寝袋等は持たずに宿に泊まるのもいいと思う。どちらを取るかは体力と予算と相談だろう。



<体型について>
旅に出る前は、食欲の秋で54kg。歩き始めてからは49kgまで落ちた。最大5kg減。家に帰ってからは年間平均の50kgにすぐに戻った。夏場に歩いた旅人は、6kg減だと話していた。

11ヶ月前のデータと比較。年間で最も脂が乗る時期の1月に測定したデータだから、減っていて当然といえば当然かもしれない。

ウエスト:-6cm
ヒップ:-4cm
大腿:+0.6cm
下腿:+2.2cm
上腕:変化なし


お尻が小さくなったのは自分でも驚いた。歩きにより足は発達したらしく、筋肉は肥大し少し太くなった。




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by chidorigo | 2015-12-12 09:00 | 東海道五十七次 | Comments(4)
Commented by 風ささき at 2015-12-12 18:02 x
ダイエットに最適な歩く旅。
自分の力で地に足の着くエコなスタイル。
通りすぎないすぐ立ち止まれる、その土地を肌で一番感じられる贅沢な旅なんだろうね。
Commented by まちしま at 2015-12-13 10:01 x
すでにかなりの期間が経ってしまってますが、お疲れ様でした。
やはり、歩き旅って痩せるんですね。
でも、しっかりと足はたくましくなっているので、長距離を歩くのは健康的に良いものなんですね。
自分も冬場に入り、ウエスト周りに肉がつき始めてしまうので、暇を見ては歩いて出かけてみます。

それでは、良い冬を!
Commented by chidorigo at 2015-12-15 19:19
>ささき氏
歩き旅は、時間と五感を使える贅沢な旅かもしれませんね。ダイエット効果はおまけです(・ω・)
Commented by chidorigo at 2015-12-15 19:22
>まちしま氏
ありがとうございます。気が抜けて、すっかり体重が右肩上がりです(笑)散歩程度のウォーキングなら、間食制限の方がダイエット効果がありますよ。半日歩けば、エネルギー消費されてるなーと実感していました。
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