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焚火パチパチ更ける夜

こちら信州にも桜前線が訪れた。
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遠方の友人と久々のキャンプ。


一人用テントをそれぞれ張る。
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友人は火と米炊き担当。
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私はカレー担当。
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ぐつぐつ煮込む鍋はギリギリ(笑)
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そして完成!カレーのみ!(笑)
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日中は半袖でもいいくらいだったが、日が落ちると寒い。炎で暖が取れるのはありがたい。我々の祖先が生き延びてこれたのも、火があったからこそなんだろうなぁと。
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時折、風向きが変わる。

煙が私に向かってきて、目に染みる。

働いてると、時間の過ぎ方が違う。26を過ぎてから時間の流れが加速した。このままだとあっという間に30歳になりそうだ。



いろいろ語り夜も更ける。





焚き火の炎はいつしか熾になり、静かな明かりと確かな暖へと姿を変えていた。





焚き火は、人生の縮図のようだ。



火は、生き物。


火は、生まれた瞬間から周りを食し、みるみるうちに勢いを増す。



燃え盛り、舞い、踊る。
時に天高く炎を伸ばし、明るく照らす。
灯りを、暖を、風を起こす。



時にあらゆる物を飲み込み焼き尽くす。





ーそして、炎はやがて小さくなり、静かに燃える。



静かになっても尚、熱を湛える。


そして、最後には役目を終え、静かに消える。




朝になれば、そこにはもう火種はいない。




薪は燃え尽き、炭となる。


あぁ、いつか燃え尽きたい。
完全燃焼を希望する。



翌朝は昨夜の残りカレーを挟んでホットサンド。
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ホーローポットで珈琲タイム。
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キャンプ場には、スローな時間が流れる。時には贅沢な時間の過ごし方も悪くない。


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by chidorigo | 2016-04-07 21:00 | ちょっとそこまで
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