GWの月山登山ザクザク雪上歩き

ゴールデンウィーク、素敵な休日を皆様過ごされたのでしょうか。お仕事の方、お疲れさまでした。

さいちーです
こばんは


GWは山形遠征に出掛けてきた。

仕事終わりで車を走らせ、途中で車中泊。翌日の午前中にはいつもの月山に到着した。1000m級でもまだ冬山だった。緯度の高さを感じる。

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下の駐車場に車を停め、シャトルバスで姥沢へ。バス待ち大行列。みーーんな、スキー客。登山客は私ともう一組だけ。板持ってない方が目立った。

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夏スキー客だかBC(バックカントリー)だか、ほとんどどっちか分からない。リュック背負ってるか否か、板+スノーシュー持ってるかの違いかしら。
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姥沢の駐車場は満車。乗客を降ろしたシャトルバスは、次の客を迎えにすぐに出ていった。
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リフト乗り場まで送迎してくれる雪上車が、ガタガタと大きな音を立てて前から走ってきた。歩けば10分くらいなんだから、乗らないで頑張って歩けばいいのに。それでも乗りたい人がいるから成り立つ商売。
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スキー乗り場へ行く方とは別の、夏道ルートへ。10本爪アイゼンを履いてガシガシ上っていく。
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夏道のリボンはなし。道は雪で埋もれててない。好きなところを好きなように歩ける。足跡があるし、大体の目指す方向は分かる。一応地図で現在地と方角を確認しながら進む。

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お、月山見えてきた。
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雑木林を抜けると、視界が開けた。
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朝日連邦が真っ白。春の緑が、白の山を下から飲み込んでいる最中だった。すごい。春が侵食してる。里と山との境界がよくわかり、面白い。いずれ山の上まで春に飲まれる。その頃には、里は初夏を迎えることだろう。


夏はここをトラバースする道があるけど、こんなにとんでもなく急なとこだったんだ。ピッケルないし、トラバースする勇気がないから迂回。
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なるべく尾根を選ぶ。ルートファインディングが試される。さすがに雪屁(せっぴ)はもうないが、あまり端を歩きすぎると崩れる危険がある。ヒビ入ってるし。

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っていうか、少々崩れてるし。
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クレバスとまではいかないが、ハマると意外と深そう。場所によっては2mはおっこちそうな穴が空いていた。
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正面から滑ってくる人たちに遭遇。え、ここ滑走エリア外だけどいいんかい。
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ようやくスキーエリアに到達。一応滑走可能エリアはロープで区切られている。スキー客はここまでなんの苦労もなくリフトで来れるから楽々だ。
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リフト待ちの列。遠目に見ると、まるで白砂糖に群がる蟻のようだ。
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山全体がスキー場だから、どこを滑ってもOK。ただし、人がいないところを狙って滑るとリフトがないから、自分の足で登ってこなければならない。
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ソリ持ってくれば良かった。
というか、そもそもソリ持ってないから買おう。うん、今度はそうしよう。
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壮大なカフェオレの中にいる錯覚に陥る。
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山頂はあの上………
ひたすら雪の上をザクザク歩く。景色が変わらないし、エンドレストラバースで飽きてきた。
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振り返ればなだらかな雪の谷。随分上ってきた。板なしの登山客も、割りと多くて20人弱くらい。
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稜線に出ると、強風が待ち構えていた。午後になり、日本海からの風がダイレクトに吹き付けてくる。
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山頂はあと1時間もあれば着く。すぐそこなのに、風が行く手を阻む。
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ストックから手を離せば、風の中を泳ぎ出す。そういや、こどもの日が近い。GWの月山の強風は、ストックに鯉のぼり力を授けるらしい。
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地図や帽子にも鯉のぼり力を授けてしまうようで、他の登山者の持ち物が勢いよく持ち主を離れ、大空に昇っていくのを目撃した。


さらば山道具たちよ!願わくはそのまま龍にならんことを!



珍しく顔隠さない、風を正面に受けるさいちーの図。

(  ̄▽ ̄)。o0(ふふふ、この角度なら誰だか分からないだろ~)
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両手からストックを離しても、風になびく。


そんな強風・突風で、踏ん張るだけで精いっぱい。登りは追い風で楽々上ってきたが、ここから先は風に煽られて転倒の危険がある。上部にはたくさんの人がいたが、みんな立ち止まって風をやりすごしている様子だ。



……今日はここまでか。


無理はしない。引き返そう。また来れる。ピークハントが目的ではない。雪が溶けて、夏の日差しが緩んだ頃にでも。あ、でも次は鳥海山かな。

Uターン。さよなら月山。またそのうち来るね。


稜線は風で歩けないから、稜線から少し降りたところ歩く。
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ひと区間の夏道を見つけた。どこの夏道なんだこれは(笑)
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下りは早い。山頂が遠退く。
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リフトのとこまで戻ってきた。まさかね。乗らないで歩く。スキーがあったら下りが早いだろうなぁ。BCもいいかもなー、なんて考える。スキーはできないこともない。テレマークはできないが、圧雪されたスキー場なら上から下まで滑ってこれる。
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まあ、でもソリが欲しい(笑)

ぐんぐん下る。
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寿命を迎えた木が倒れて砕けていた。長い時間をかけて、生まれた山に還っていくんだろう。
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雪の月山ハイキングは、これにて終了。ピークは踏めなかったが、春の雪山歩きたい願望が叶ったので満足した( ´∀`)


GW山形遠征は次回も続くよー!ヽ(・∀・)ノ


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by chidorigo | 2016-05-22 21:00 | 百名山挑戦 | Comments(0)
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