カテゴリ:九州編( 26 )

帰還命令で大ピンチ(旅155日目)

12月7日 晴 鹿児島―フェリー沖縄

さいちーです。おはようございます。旅に出て5ヶ月目を迎えました。お疲れ自分!がんばれ自分!さあ、張り切っていきましょう。ブログの更新はついに半年以上開いてしまいまして(笑)いよいよ沖縄に突入!の直前に、事件が起きます。

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ライハの目の前には、桜島が堂々と座っていた。最高のロケーションだった。よく見ると、うっすら冠雪しているように見えた。火山灰かもしれないが。

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ライハ前はR10が通っていて交通量が多い。赤い服のサンタコスプレ集団が走っていた。言われてみればクリスマスが近い。鹿児島市内のR10は、みんな2車線の左側を走っており、法定速度を守っていた。金沢並の交通マナーの良さに感心した。鹿児島駅近辺は路面電車が走っていた。明治時代くらいからありそうな古い建物が多かった。


夕方便のフェリーで沖縄に渡ろうと計画した。それまで時間があったから、知覧に行ってこようと思って市内を走る。信号で止まったとき、歩道からおっちゃんに声をかけられた。どうやらバイク屋のようだった。値札のついたカブが3台並んでいた。

信号待ちの間に話が終わりそうになかったので、エンジンを切って歩道へ上がった。気さくなおっちゃんはイワツボ氏といった。車屋が本業だが、趣味でバイクも扱っている。コーヒーをご馳走になった。
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長話をしていたら、隣人のばーちゃんがやってきてお弁当を差し入れてくれた。小奇麗なシャキッとしたばーちゃんだった。「かしわ食べれる?かしわも知らんのか!」かしわって何だ?!私はかしわがニワトリを指すと初めて知った。
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ばーちゃんなりの応援らしく、頭ナデナデ、肩ぽんぽんされた。お弁当はとても嬉しかったが、頭ナデナデは好かないなー。

イワツボ氏は感じのいいおっちゃんで、気持ちよく旅の話をしていたら午後になってしまった。知覧中止にした。私は思うのだが、人に話をさせるのが上手い人が、本当の聞き上手だと思う。自分の話ばかりする人は、話上手なんじゃなくて単なる自己中。そういう意味では、イワツボ氏は聞き上手だと思った。

フェリーターミナルへ行き、チケットを購入。A-LINEは隔日運行していて、たまたま今日出港日だった。ラッキーだ。片道3万円。高いな。飛行機の方がよっぽど安い。でもカブを持っていくことに意味があるから仕方ない。
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鹿児島っぽい黒豚デザイン。



13時頃、珍しく親から電話がかかってきた。


「うちでトラブルがあったから、帰ってこい。無期限で」

まさかの帰還命令だった。


うーん、家庭の事情のため詳細は書けないが裁判沙汰な模様。私全く関係ないじゃん。

今後出会った人に「寒いので冬の間は帰りました☆彡」とか説明するようになると思うが、それは説明が面倒だからということでご愛嬌。



事情を聞くと、帰らないわけにいかないようだ。


沖縄行きのチケットを買ってしまった手前、当日キャンセルなんてしたら払い戻しに手数料がガッツリ、ゲッソリ。私の今後の予定は?沖縄越冬予定は?ここに来て大番狂わせ。大迷惑な帰還命令だ。この憤りたるや、理不尽にも程がある。ふざけるな。この気持ちをどこにぶつけたらいいのか。ちくしょー。


今後の予定を全力で考えた。沖縄サクっと回って、カブで地元に戻るか?でもカブを実家に持っていったら、恐らく私の旅はこれで終わる。無期限での帰宅というから、もう日本一周完結しないだろう。私は既に成人してるんだから、自分の道は自分で決める年齢だ。旅に人生をかけているんだから、今更‘家庭の事情’に人生を邪魔されたくない。

私のよきアドバイザーである友人にも、至急で申し訳ないと電話して相談してみた。友人の結論は、私の考えと違って「年内ゴールでしょ」というものだった。相談しておいてあれだが、参考にならなかった。

カブをこっちに残しておけば、いつか旅はつながる。どこかで、誰か、バイクを預かってくれる人がいれば、旅が続けられる。ダメ元で、泊まっていたライハに電話してみた。事情を説明したら、なんと奇跡のOKが出た。自分勝手な頼みであったが、受け入れてもらえて本当にありがたい。私が旅を続けられるのは、周りの人の支えがあるからだと改めて実感した。


地元に帰る日を決める。鹿児島から名古屋の飛行機を12月19日で予約した。沖縄を出るのは12月17日になりそうだ。沖縄は10日間の予定となった。有意義に使おう。


フェリー乗船前、日本一周カブが私の他に1台いた。江南市(愛知)ナンバーの21歳男性ライダー。名前は聞きそびれてしまった。彼は保育士目指して勉強していたが、大学休学中。所持金3千円が現在の全財産だと言っていた。それでよく沖縄に渡るな!一ヶ月石川の旅館でバイトをしていたそうで、その収入が近々あるから大丈夫らしい。

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出港後、彼は景色を眺めながらビールとおつまみでまったりしていた。お酒飲むのやめればいいのに・・・と突っ込んだら「こればかりはやめられない」らしい。彼は船酔いして、先に寝てしまった。


船旅25時間に耐えるため、私は寝台8人部屋を選んだ。2千円程度しか変わらない。雑魚寝部屋より、区切られていた方が快適。同室者の香水がきつく、フロントに部屋を変えてほしいと頼んだら、後にしてといわれた。後でと思っていたが、ロビーの席にいる時間の方が長くてすっかり忘れていた。思い出した頃には面倒になっていて、一晩だしまあいいかと自分を納得させた。

寝台はシーツがなくて嫌だった。2等和室の雑魚寝部屋はシーツがあるというのに。髪の毛もいっぱい落ちていて不潔なベッドだった。せめてコロコロが部屋に置いてあればなーと思った。


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by chidorigo | 2015-06-26 06:00 | 九州編 | Comments(7)

屋久島脱出またいつか(旅154日目)

12月6日 曇/ニワカ雨 屋久島―鹿児島

朝9時半。町内放送が入った。


「役場からの お知らせです。本日のフェリー太陽は、全便欠航となります。ピーーッ」


この屋久島に、私は登山をしに来た。しかし積雪のため断念を余儀なくされた。目的を失った今、屋久島に滞在する意味はもはやないに等しい。


屋久島から脱出するためのフェリー太陽は全滅した。連泊決定かとため息をついた。そのとき、ライハオーナーのねえさんから「ヤクツーなら動いてるかもよ」との情報を得た。ヤクツーとは、屋久島2のフェリーの通称だ。ターミナルに問い合わせると、条件付運行となっている模様。ありがとう!ねえさん!

13時までに乗船手続きを完了させれば乗れそうだ。そのとき既に12時半。フェリー自体は遅延しているが、港へ着岸可能そうとの返事があった。急いで荷造りをして出発した。

フェリーは無事着岸し、乗船できた。
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揺れは一昨日の太陽ほど酷くなく、スマホでブログ書く余裕があった。そのうち心地よくなり、寝てたら鹿児島に着いた。

窓から開聞岳が見えた。
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鹿児島に着いたのは夕方というか、もう夜だった。屋久島は意外と遠い。
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市内から走ること30分、ライハ、マスに到着。月明かりに照らされ、対岸に浮かび上がる桜島が美しいロケーションだった。

夕飯食べて就寝。移動の一日だった。
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by chidorigo | 2015-06-19 06:00 | 九州編 | Comments(3)

虹の島屋久島(旅153日目)

12月5日 曇/ニワカ雨 屋久島一周

屋久島の朝。私が楽しみにしていた場所のひとつだ。ライハとまり木のベッドで気持ちよく目覚めた。朝食にパン1枚とコーヒーがサービス。あと、風呂と洗濯機も無料で使える。これで2千円なら悪くないと思う。

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昨日、宮之浦岳へ登山に行ったライダーがいた。彼曰く、「ひと山越えたら吹雪で、雪が積もっていて足が埋もれた」そうだ。屋久島に来るのが遅かった。宮之浦岳は本格的な冬山と化した。はやぶさ延期の間に季節は進んでしまった。いくら九州最南端とはいっても、標高2000m近くの山では雪が降り、雪山となる。

今回は雪山に挑むなんて考えは微塵もなくて、冬装備を持ってきていない。2泊3日の避難小屋泊の縦走は無謀といえる。命あっての日本一周。泣く泣く断念した。

予定を変更して、屋久島一周のプチツーへ出かけた。10時にライハを出発。

屋久杉を使ったアクセサリーショップ樹乃香(きのこ)に寄ってみた。北海道から移住してきたオーナーは話好きで、私が店内を見ている間中ずっと喋り続けていた。観光シーズンはガイドをやっているとか。移住してくる人は、ガイドとかカフェをやって生計を立てる人が多いようだ。

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500円でランチできる店はないかと「ない!島は物価が高いからねー」と言われた。私がお昼に行こうと考えていた「ノマドカフェの向かいにほらぶちという地元喫茶があるから、そこなら主人に相談すると何か出してくれるかも」と教えてくれた。

あと、今が旬のハガツオホシガツオが旨いから是非!と勧められた。屋久島に人が来るのは夏が多いから、知名度が低い。冬の名物だそうだ。



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教えてもらった瀬山鮮魚店へ行くと、奥からおばちゃんが出てきた。ハガツオはあるという。「どのくらい?」と聞かれる。どのくらい?の見当がつかない。1人前ってどのくらいなんだろう。何切れ、というのもピンとこない。今日一番の客で、ハガツオ丸々一匹を目の前で捌いていく。手際よくて、あっという間に切り身になった。

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350円/100g。5切で200円、それじゃあ少ないから500円分いただいた。新聞紙を凍らせたものをつけてくれた。これならごみが出なくてエコだ。アイディアだなーと思った。

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ほらぶちへ行ってみた。「ぇ、ここ?」っていう感じで、傍から見たら喫茶店感が全くなかった。メニュー見たら、ピザ・グラタン400円、ドリンク280円。・・・・高いな。迷っていると、外に座っていた地元のおばちゃん(常連)から、「ここのピザとかはレンジでチンするやつだから、だったらAコープで買って食べた方がいいよ」とのアドバイス。

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お腹空いたし、それも面倒なのだ。迷っていたらポンカンくれた。「うちに赤飯あるから取ってきてあげるよ。待ってて、15分くらいだから」おばちゃんは、私の返事も聞かずに帰ってしまった。

ほらぶちのマスターに「500円で何かいただけないか」と聞いたら、カフェオレと肉まん(関西の有名店のやつらしい。レンチン)を出してくれた。
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程なくしておばちゃんが戻ってきた。タッパー入りの赤飯と、外のコンロで焼いた魚の一夜干しをいただいた。ダースという魚で、太刀魚みたいな細長い魚だという。
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塩焼きで、身はプリッとして美味しかった。味が薄かったから、甘口醤油をつけて食べた。九州南部は、醤油が甘口なのだ。ただ、小骨が緑色だったのが衝撃的だった。こんな魚がいるんだ!地元の人は、緑な小骨を気持ち悪がって食べない人も多いんだとか。別に私は気にならなかった。

ヤコウガイを見せてくれた。貝の外側を削って、貝特有の虹色を発する層を使ってアクセサリーを作るんだって。工程途中の貝を見せてもらった。
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島、面白い。とても面白い。皆気さくな人たちで歓迎された。普通の観光客や、登山客はこういった地元感MAXな喫茶店には来ないだろう。こんな珍しいものを見る機会もないだろう。旅に特化した旅をしていて良かったと思う。

喫茶店で喋りすぎて、もう14時を過ぎていた。それから島を時計回りに一周した。


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モッチョム岳にかかる虹を見た。

モッチョム岳直下にある小学校が、その名も神山小学校だった。確かに、虹がかかるその山は神々しかった。小学校のネーミングセンスありすぎる。


一枚岩を流れ落ちる千尋(せんぴろ)の滝。
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大川の滝。
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島の西側はアップダウンがあって、1~1.5車線の狭路だった。鹿、猿を頻繁に見かけた。全部でヤクシカ5頭、ヤクサル8匹は見た。
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見かけたときは、すごい!鹿だ!ヤクシカだ!とテンションが上がった。しかし、よく考えてみれば鹿も猿も、地元信州じゃよく見かけるから、別に珍しくもないじゃないか。テンションが上がった理由をよく考えると、「屋久島に生息している固有種に会えた」ことに行き着いた。

ウミガメも産卵に訪れる。かなり荒れていた。
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にわか雨を降らせていた雲の隙間から、青空がのぞいた。海を挟んで島が見える。口永良部島だ。このとき、この島が約半年後に噴火するなんて想像もしていなかった。
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屋久島は海に囲まれた山の島。山は深く、高い。水に恵まれている島だと、豊富な水量の滝を見て思う。誰が呼び始めたのか、正に洋上のアルプス。一周しただけだったが、屋久島すげーところだと感じた(時々言葉遣いが悪いと友人に注意される)

帰りにスーパーに寄って、屋久島の焼酎2本買って実家へ送った。日没後にライハに帰宅。刺身のために、ご飯を炊いた。
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ハガツオは、歯鰹と書く。カツオかと思いきや、サバの仲間らしい。身はピンク色で、カツオのような透き通る赤色とは違った。味はマグロよりもさっぱりしていた。さすがは隠れた冬の名産。軟らかくて美味しかった。

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屋久島は観光地としてチャラチャラしたイメージがあった。軽装で杉を見に行って喜ぶ人たちを見て、何が面白いんだかと思っていた面がある。訪れてみたら違った。屋久島は島だが、山だ。生き物と、水と、海を育む。この島は観光地として開発してはいけない島だ。島を周って、私は感じた。この島には敬意を払わなければならないと。他の島にない魅力と紙一重の魔力があって、人を惹きつけてやまないんだと感じた。

杉にはあまり興味がないが、いつか縦走ついでに見に行こう。






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by chidorigo | 2015-06-12 06:00 | 九州編 | Comments(10)

荒天の海、洗面器の鈍光(旅152日目)

12月4日 雨/曇 種子島―屋久島

朝から雨。風も強かった。だが、トイレ内はとても快適。なんせ雨は吹き込まないし、風で飛ばされることもない。誰かが来て、トイレ前のカブを見るなり「松本か・・・」と呟いて去っていった。


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朝兼昼飯を食べる。万が一海が穏やかじゃなかった場合に備えて、胃の中は乗船までに空にしておく必要があった。ゆーっくり撤収して、14:45発のフェリーに間に合うように出発。

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フェリーが出向している港は二箇所ある。西之表港と島間(しまま)港だ。私は種子島の後は屋久島に渡ることにした。屋久島の町営フェリーが出る島間港へ。フェリー乗り場がどこか分からなくてうろうろしたが、フェリー太陽が入港してきてやっと場所が分かった。
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発券所で「今日は時化てて原付は乗れないかもしれません」と言われて焦る。受付の人は無線でフェリーのスタッフに連絡を取り、OKが出た。フェリーの相場が分からないので、2100円は安く感じた。

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打ち上げ翌日で、西之表港から出るフェリーはいびすかすも、共同なんちゃらというフェリーも満車。種子島から出たい人たちで溢れる港。打ち上げを見に来る人が、島にお金を落としていくんだなー。ちなみに高速艇トッピーがあるが、トッピーはトビウオのことらしい。

フェリー内部に大型のエレベーターがついてた。車はバックで乗船しエレベーターに乗って降りる。船底の駐車スペースに並べていく方法だった。海なし県民、こんなフェリーを見るのは初めてだった。
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昨日の打ち上げの打ち上げにいたメンバーの一人、カワベ氏もこの船に乗った。彼は屋久島ガイドをしている。


船員から「今日は波が高いので、濡らしちゃいけない荷物は中に持っていってください」と注意があった。カブは屋根のないところに固定されたから、間違いなく濡れる。濡らしちゃいけないって、雨だからか?そのときの私はそう考えていた。


船内は二等の雑魚寝部屋で、窓側のコンセントがある場所を陣取った。制服姿で、ちょっと偉そうな帽子を被った人が部屋に来た。船長だろうか。「皆さん、絨毯を汚さないでくださいね」とニヤニヤしながら一言言って、去っていった。昭和感漂うレトロな銀色の洗面器が、入口付近の棚の上に積み上げられていた。なるほど、これを使えということか。

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フェリーは間もなく出港した。はいびすかすと比べると、小さな船だ。堤防より沖に出ると、直後に大揺れが始まった。高い波に乗り上げては、急下降を繰り返す。飛行機で例えるなら、気流の安定しない日にエアポケットに入っては落ちる感覚。ジェットコースターなら、上昇と下降の連続。胃の辺りがヒュッと裏返る、あのマイナスG。それを感じた客から、悲鳴か笑い声かのどちらかが聞こえた。

私は最初は笑っていた。余裕だった。ジェットコースター好きにはたまらない。

窓には砕けた波が大量にかかる。スプラッシュマウンテンの最前列なんてもんじゃない。湯船の水を一度にぶちまけた以上の水量で、外が見えなくなる。窓のパッキンが甘くて、しばしば海水が入ってきて船室の荷物にかかった。
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この波だから「濡らしちゃいけない荷物は中へ」だったのか。まあ、船内でも一部箇所では濡れているが。チドリ号さびさびになりそうだ。

余裕もつかの間。延々と続くマイナスGと戦ううちに、気分が悪くなってきた。積んであった洗面器は、気づいたら随分と減っていた。周囲からは嘔吐していると思われる音、声が聞こえてきた。その音を聞いて余計に気分が悪くなった。見ない、聞かないように心がける。胃の中を空っぽにしておいて良かったと思った。

進行方向に頭を向け、仰向けになった。落ちるときに息を吐き、高波に乗るときに息を吸う。このサイクルだとマイナスGが幾らか緩和されることに気づいた。呼吸を整えた結果、屋久島につく間に少しだけ寝ることができた。

港に着くアナウンスで起こされた。堤防内に入って、少しは波が治まる。起き上がると、胃が踊っていた。洗面器を取りに行く気力もなく、しばらく立ち上がるのが困難だった。私を見かねた隣のおばちゃんが、酔い止めをくれた。今更飲んでも・・・と思って飲んだが、変わらなかった。おばちゃんは余裕だったみたいだ。

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こんなに酔ったのは初めてだった。グロッキーなのは、カワベ氏も同様だった。もう荒れてる日には乗りたくない。最終的に、銀色の洗面器は2つになっていた。
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屋久島のライハ、とまり木に宿泊。2千円/日。水道とホースを借りて、チドリ号にかかった潮水をとりあえず流した。

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踊ってた胃も落ち着き、多少の食欲は戻ってきたので夕飯。
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この日の宿泊者は4名。誰かが買ってきた屋久島の焼酎、三岳(みたけ)でプチ宴会。焼酎は苦手で飲めないんだけどね。
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これ、どんど揚というらしい。私が知ってる名称は『歌舞伎揚』だ。
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船に揺られて疲れてしまったので、早めに就寝。



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by chidorigo | 2015-06-05 06:00 | 九州編 | Comments(2)

えびの湯海岸から見送る(旅151日目)

12月3日 曇/晴 はやぶさ2打ち上げ当日

以前記事リンク貼っておきます。
はやぶさ打ち上げ大観賞会

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スマホじゃ書ききれなかったことを―



7:30起床。スマホではやぶさ最新情報チェック。中止や延期になっていないことを確認。ワクワクしながら、テントを引っ越す。といっても撤収するわけじゃない。明日の午前便で屋久島に渡る計画を立てたのだが、明日は雨予報だ。天候が不安定。雨の中撤収するのが嫌だから、フライシートを干して片付けよう大作戦。

移動先は・・・・・図々しくもトイレの中。「汚い」といった声や、ブーイングが画面越しに聞こえるのは承知の上。
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朝から美しくない画像を失礼しました。

ここのキャンプ場はトイレが2箇所ある。手前のトイレは数人のキャンパーが使っているが、奥は男女問わず誰も使っていない。3日いるが、こちら側には誰も来なかった。そして女は私しかいない!しかも海水浴シーズン終了してて、誰も使ってない!便器使った形跡なし!きれい!全く臭くない!てなわけで、移動した。マイホーム引越し完了。

私の中では、「トイレ在住>雨天の撤収」だ。雨天の撤収は、トイレに住むより嫌だ!ついにトイレに移住する日が来ようとは・・・。潔癖な私も逞しくなったもんだ。突風でテントがバタバタすることもないし、波の音も気にならない。なかなかの優良物件だった。





打ち上げまでまだまだ時間はあったが、下見がてら出発。下見のつもりが、結局終わるまで帰って来なかった。ゲストハウスブルーオーシャンのオーナーに教えてもらった、平山から打ち上げを見ようと決めた。
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10時でこの渋滞だった。カブのメイン荷物はお留守番だから、すり抜けホイホイ。

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駐車場はいっぱいだった。バイクも多かった。他県ナンバーだらけで、私を含め、みんなはやぶさに命かけて見に来てるなーと思った。私の「命かけてる」基準は、時間とお金と労力を注ぎ込むことだ。つまり人生の一部を費やしている。懸けるでも、賭けるでもない。私は今、旅に命をかけてる。結論から言うと、この打ち上げに命をかけた甲斐があった。

お土産やグッズや飲食ブースが出ていた。ネクタイピンとか誰が買うんだ・・・・と思っていたら、買ってる人いたわ。
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ロケーション最高!
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陣取り合戦。私もタオル広げて最前列を確保した。地元の人がオススメしてくれる場所だけあって、見晴らし良好。海を挟んで打ち上げが見れる最高の場所だ。
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見知らぬおじさんが双眼鏡貸してくれた。
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おじさん曰く、ロケット本体に「NIPPON」の文字が読めるそうだが、私には読めなかった。
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ムラカミ氏も会場にいた。もはや完全に別行動だった(・ω・;)


鹿児島のフェリーターミナルで会ったウチムラ君と、ワタナベ君と再会。
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ロケットの一部であるフェアリングを、もし回収できたら抽選でもらえるそうだ。ウチムラ君は抽選に当たって、フェアリングの欠片を後日ゲットしたらしい。すごい、本当にもらえるんだ。
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フィーバー最盛期のジバにゃんが応援に来てた。何でもかんでも「妖怪のせい」にしてしまうアノ歌は、子どもに原因の追究をやめさせる呪いの歌だと思う。
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スポンサーが会場でいろいろ配ってたので、長蛇の列に並んでもらってきた。
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オリジナルステッカーもゲット。
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缶バッジも。早速バッグにつけてみた。このデザイン、会場によって配布されたデザインが異なる。
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宇宙ヶ丘公園で、打ち上げを見ていたチャリダーが持ってた缶バッジがコレ。
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私が陣取った横に、若者集団がいた。最初近づき難くて、少し避けていた。が、同じ旅人臭がプンプンした(笑) 類は友を呼ぶ。話してみると、日本一周してる旅人が多かった。その中には阿蘇の道の駅で会った旅人がいた。会場に見覚えのあるバイクがあった。阿蘇で会った時より、荷物が増えている気がした。

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花巻からの日本一周の旅人だった。種子島で再会できるとは思わなかった。ジュン君
といい、2回目にしてやっと彼の名前を知った。彼は冬はどこかでバイトして、春にお遍路をすると話していた。


更に、日本一周している女子にも会った!女の日本一周旅人に会うのは、この旅で2人目だ。このカブの持ち主はカオリちゃん。大学中退して日本一周をしている19歳の女の子だった。会場でいろいろ話して仲良くなった。彼女とはこれから長い付き合い(?)になるなんて、この時は全く予想しなかった(笑)
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更に更に!私のブログを見て旅に出る決心をしたという、ジン君(25)とも知り合った。「もしかしてさいちーさんですか?!」と話しかけられた。声をかけてくれたときの、彼の顔は忘れない。まさか私のブログを先に知ってる人と会うなんて思わなかったし、私のブログが誰かの一歩になってるなんて考えたこともなかった。とても嬉しい出会いだった。

ジン君のブログはこちら!ジン君は昨年12月に無事ゴールしたそうだ。


他にも旅人がいたが、みんな濃すぎて紹介しきれない(笑)ので、また機会があったら紹介しようと思う。


旅人と喋ったり、うろうろして時間を過ごし、いよいよ打ち上げの時―


私の後ろには、TV局が陣取っていた。
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番組内で紹介されていた動画がこちら。この男性リポーター、言ってることが実際と異なってる部分があって気になった。私がチラッと2~3回映っていた。


人の後ろでリポーターがうるさかったが、感動の方が大きく、大して問題ではなかった。




遥か上空に消え去り、会場は一体感に包まれていた。





夜、旅人たちと打ち上げの打ち上げに行った。南種子のお店で、お好み焼きパーティーをした。はやぶさの感動と、旅トークで大いに盛り上がった。もちろんノンアル♪
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翌日のフェリーは争奪戦のため、ある程度の時間で解散。いろんな旅人と出会い、旅の話を聴き、語り合った。とても有意義な時間を過ごした。




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by chidorigo | 2015-05-28 06:00 | 九州編 | Comments(8)

テントで沈没、妄想日和(旅150日目)

12月2日 雨/曇 キャンプ場滞在

以前記事リンク貼っておきます。
いよいよ明日!はやぶさ打ち上げ


腰痛が酷い。一時良くなった気がしていたが、昨日コケて更に悪化したようだ。起居時が最も痛む。腰椎圧迫骨折なんかで、あいたたた!となる人の気持ちが分かる。起きてしまえばいいんだが。

通り雨が頻回で、外に出るに出られず、一日安静にしていた。


15時半ころ、徒歩圏内の温泉へ行ってさっぱり。
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ネタもないので、ちょー簡単に種子島の紹介をするよ!
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以上!(ぇ、雑ww
種子島に住んでる人に怒られそうだぜ!ちなみに宇宙センターがあるのは南種子町で、打ち上げ日はコンビにからお菓子が消えるそうだ。宇宙センターは出入り禁止になるから、スタッフが買い占めていくらしい。打ち上げマニアが話していたのを聞いた。本当かどうか確かめに行く元気はなかった。



明日はやぶさが延期になったら、ターゲットの小惑星が遠ざかってしまい、次回打ち上げは8年後になるそうだ。8年後!33歳!!アラサーの大台に乗ってるじゃないか!もう種子島に来ることもないだろうなぁ。明日この目で見なければ、一生打ち上げを見ることはない気がしてきた。

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・・・33歳か、何してるんだろう。結婚願望が多少の「少」あるので、30までには結婚していたいなー、なんて。小学生の頃に書いた人生計画書には「25で結婚!」なんて書いた記憶があったりなかったり。小学生の自分よ、計画通りには進まないものだ(爆)


25歳の自分、何してるよ?
旅人してるよ?結婚なんてしてないよ?


ってことは、33歳になったとき、25歳の自分がなんて言ってた?結婚してるとか言ってた?プププ(´゜m゜`*)

ってなってそうだ。旅人してたりして(笑) ←笑えない

山が好きだから山の仕事もしてみたいんだよねー。33になってもフリーだったら、山の海外遠征とかしてみたい。


やばいねー。これは(真顔)



30代が楽しみになってきた。


なーんて、妄想してたら1日が終わった。
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by chidorigo | 2015-05-24 06:00 | 九州編 | Comments(7)

種子島宇宙センター見学(旅149日目)

12月1日 雨/晴 種子島散策

以前記事リンク貼っておきます。
【速報】はやぶさ2打ち上げ見に行きます!


12月1日、ゲストハウスブルーオーシャンは1泊2000円だった。人のよいオーナーで、1泊だけでも居心地の良さを感じた。しかし金銭的に連泊は困難。オーナーから「打ち上げ見るなら、平山からがいいよ。海越しに見れる」との情報を得た。

出発しようとしたら、嫌がらせのように土砂降りに。晴れ間を狙ってゲストハウスを出た。
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これが12月の海と空だから驚く。きれいだ。
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走っていたらレンガ造りの煙突が見えた。「この煙突は、兵士の烹水場とも、風呂場とも言われている」どっちか分からないんかい。そうだよな、そんな昔のこと正確になんて分からないよな。島民総動員で、人力で山を削って作った飛行場を始め、地上の施設は空襲で破壊されたと記載がある。他の建物は無くなってしまったにしても、ここに煙突だけが残ってるってすごいじゃないか。ここにも歴史があったことを物語っているんだから。
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k75を走り、千座(ちくら)の岩屋に寄ってみた。
何やらバイクのタイヤ痕が・・・・。
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地元のおっちゃんだった。ここは千里浜なんですか。確かに砂は締まっていた。怖いので私はやめておいたけど。
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元サンゴな方々が打ち上げられていた。こんな塊を、砂浜で見たのは初めてだ。ちょっと感動した。普通の光景なのか、拾い集めて楽しんでいるのは私だけだった(笑)
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この岩の裏に・・・
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回り込むと・・・
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入り口が・・・
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トンネルになっていて・・・
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まるで秘密基地のようだった。海賊が宝物を隠していそうだ。
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千人座れそうだから『千座の岩屋』というんだとか。
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古いカメラで写真を撮っているカップルがいた。平成でこのカメラをあえて使うのか。1枚撮るのに時間がかかりそうだった。
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宇宙センターへ行ってみることにした。こんな通行止め看板見たことない。種子島ならではの看板だ。ちゃんと日付変更できるようになっている。
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JAXAの施設に潜入!展望台から発射台がよく見える。
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宇宙センターは広い公園になっていた。広い敷地内、国家予算が芝生にまで行き渡っているなぁと感じた。
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科学館があって、無料で内部を見学できる。宇宙センター施設見学ツアーもあったが、予約でいっぱいだった。はやぶさの打ち上げとあって、多くの観光客が訪れていた。
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はやぶさの模型。こんなペラペラのフィルムで、宇宙で大丈夫なのか?と、地球基準の素人は思ってしまう。宇宙は空気抵抗がないから大丈夫なのか・・・。

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ロケットは、本命の中身(人工衛星や探査機など)を打ち上げるための道具だということが、ここに来て勉強になった。地球の重力に逆らって、宇宙に持っていくためのエネルギーを入れる器だった。だからロケットと、人工衛星は別物。打ち上げ前に少し賢くなった。


宇宙センター近くの橋。凝ってた。
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役場に掲げられた横断幕。
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宇宙ヶ丘公園でキャンプするため、行ってみた。入り口が分からなくてうろうろ。Uターンしようとしたら、既に泥地に入ってしまっていた。ギヤを落とすタイミングをミスって、失速。ついにフルバンク駐車。あーあ、やってしまった。
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こうなったら最後。泥地では踏ん張りが利かず、自分一人では起こせない。近くの展望台まで助けを求めに行き、レンタカーの若者二人組を捕まえた。快く引き受けてくれて、3人でカブを起こした。横浜と岡山から来た二人組だった。お礼を行ってお別れ。彼らとは打ち上げ日に、見学会場で偶然再会したのだった。


こけてドロドロにはなったが、思ったより被害が少なかった。
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宇宙ヶ丘公園まで来ておいて、この一件でキャンプする気が失せてしまった。

ゲストハウスに戻ろうと思ったけど、そこまでかなり遠く、戻る気もなくなった。仕方なく、約14km戻ったところにある熊野海水浴場でキャンプした。他に数基のテントがいた。
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海水浴のシーズンは管理人がいるっぽいが、この時期は無人。もちろんシャワーは使えない。炊事棟は電気つくし水も出て、バッチリ使えた。炊事棟に近い場所に設営。
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お腹空きすぎて我慢できず、テント張りながらつまみ食いしてたら、ほとんど食べてしまった(笑)
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夕飯食べて就寝。
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by chidorigo | 2015-05-20 06:00 | 九州編 | Comments(2)

頼む!出てくれフェリー(旅148日目)

11月30日 雨 樋脇―鹿児島

昨晩は風呂パスしたから、朝風呂へ行った。町の保健センターに温泉があり、150円で入れた。あつ湯・ぬる湯、どっちも熱すぎ。脚真っ赤だった。
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温泉の駐車場のバイクに戻ったとき、60代くらいのおじ(い?)さんに話しかけられた。

「長野からか。・・・浅間山荘事件って知ってるか」

かなり昔の話だ。もちろん私は生まれていなかったが、どんな事件だったかはプロジェクトXで見たことがあるので知っている。


「俺、そのとき頭撃たれて上田の病院に入院してたんだ」



な、なんだって?! Σ(゜д゜;)


元々鹿児島出身で警察に入り、例の事件の際には現場にいたらしい。「じゃ!」と爽やかに去ってしまった。話し方や歩き方等、普通に見えた。頭部撃たれて、後遺症は残らなかったのだろうか。見た感じ、元気に生きていらっしゃった。この出会いは、にわかには信じられなかった。聞きたいことは山ほどあった。

Wikiで調べたら、確かに撃たれた人がいた。その人がその後どうなったのかまで書いていなかった。本当にその本人なら凄い出会いだった。歴史の証人だ。ハイテンションで道の駅に戻った。

ムラカミ氏に朝食をご馳走になりながら、先の話をした。ムラカミ氏は歴史が大好きなので、会ってみたかったと言っていた。
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種子島へ渡るまであと1日ある。ムラカミ氏と共に、万世特攻記念会館へ行ってみることにした。途中寄ったガソリンスタンドで、ムラカミ氏の兄弟から連絡が入る。

「はやぶさ、12月1日に打ち上げが決まったみたいだ」

急遽、GSの店内を借りて作戦会議が成された。
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ガラケーの彼は、スマホの私に情報収集と、フェリー会社の空きがないかを早く調べろと指示。行動を共にして2日目、彼の焦りは私に伝わっている。私だって焦っているのだ。「今調べてます。順番に調べてるから待ってください」私も言葉強めて返す。不和を察してか、彼は缶コーヒーを渡してくれた。彼の方が大人だった。

自販機で、私にくれた缶コーヒーと同じ物を、彼も買おうとお金を入れた。点灯する「売り切れ」の文字。ラスト1だったようだ。幸運だ。この出来事は、はやぶさの打ち上げを見れるんじゃないかとの期待を一気に高めてくれた。

二人で笑った。不穏だった空気は和んだ。


車はどこのフェリー会社も予約がいっぱいだった。ムラカミ氏は絶望していた。バイクは恐らく乗れるだろう。彼は万が一にもキャンセルが出るんじゃないかという微かな希望を胸に、ダメ元でフェリー乗り場まで行くことにした。

フェリーはいびすかすの事務所。フェリー運行の問い合わせの電話がひっきりなしで、受付対応一人でやってたから可哀想に思えた。
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荒天のため、条件付の運行になっていた。条件付とは、「海が荒れすぎて接岸できなければ、引き返してくる」というものだ。
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チケット購入。バイクは先着順10台まで。余裕で乗れた。車のキャンセルも1台出て、ムラカミ氏は奇跡的に乗れることになった。
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大阪からマジェ125のワタナベ君と、鹿児島チャリダーのウチムラ君と仲良くなった。ウチムラ君はテントもシュラフも持っていなくて、打ち上げ延期になった場合の長期戦には備えていなかった。そこで私のメットと雨具を貸し、ワタナベバイクにタンデムして、スポーツDEPOまで買出しに出かけるという荒業を発動。行く直前に調達しに行くなんてすごいわー(笑)

もう一人、愛知から来た屋久島行きの原付ライダーが来て、バイクは合計4台になった。打ち上げの話題で盛り上がり、ワクワクしながらフェリーまでの時間を過ごした。



受付の女性より、テンション高い我々に一言。耳を疑った。


「明日の打ち上げは、3日に延期になったそうです」


ウチムラ君は「バイトがぁぁぁ」と心揺れていた。ここまで来たら・・・ねぇ?(‘・ω・’)行くしかないでしょ!!彼は悩んだ末、行くと決めた。いいぞ、それでこそオトコだ!(ぇ



雨でカブびしょびしょ。我々のテンションのようだ(笑)
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17時に乗船開始。天気予報に釘付けの図。女性専用室があって嬉しかった。
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鹿児島上空の風向き予想もやっていた。火山灰の降灰の向き。初めて見た。
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フェリーが沖へ進むにつれて、波による揺れが大きくなった。進行方向に向かって縦に寝たら、だんだん揺れが心地よく感じられてきた。知らない間に眠ってしまった。

着岸5分前のアナウンスで目が覚めた。

港は真っ暗で、どっちに行けばいいのか本気で迷った。ワタナベ、ウチムラ両氏とともに雨の中、方向を確認。それぞれ宿泊場所が異なるので、またどこかで会えることを願って別れた。

真っ暗なのは港だけでなかった。島は真っ暗。夜間走行にはとことん向かないと思った。土砂降りだが、温かい雨だった。12月になろうともいうのに、雨が冷たくないなんて、一体どんな気候なんだ。不思議だった。必死に走って、ゲストハウスに到着。干すもの干して、洗顔だけして就寝。




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by chidorigo | 2015-05-16 06:00 | 九州編 | Comments(10)

幸福行きの切符を手に入れろ!(旅147日目)

11月29日曇/晴 田浦―樋脇(鹿児島県)

一ヶ月、道の駅に半ば住んでいるじーさんは、ムラカミ氏といった。稚内から旅をしているそうだ。ムラカミ氏より、「種子島からはやぶさ2が打ち上げられるのが延期になった」との情報を得た。

こりゃ、見に行くしかないっしょ(・∀・)!!

と意気投合。近くの食事処で、朝食に海老天肉うどんをご馳走してもらい、70代じーさんと、20代女が二人で作戦会議。
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ネットで天気を調べる。
「30日雨、1日雲、2日雲、3日晴雲、4日晴雲」

国家予算と宇宙工学の結晶を詰め込み、日本の威信をかけて打ち上げるロケットだ。少しでも天気が悪いと打ち上げが延期になるらしい。打ち上げ失敗のリスクは、可能な限り排除するのだろう。

天気予報を見る限りだと、打ち上げ見込みは3日頃だろうか。ならば種子島へは12月2日に渡ろう!と決めてからフェリー会社に連絡したら、車は1日しか空きがないと。バイクは予約できないから先着順になる。とりあえずムラカミ氏は車の予約を入れた。現時点では1日に渡ることになった。ワクワクしながら、今夜は樋脇の道の駅で落ち合うことにし、解散した。


人吉に行ってみた。SLが走るので有名な場所だ。人吉駅の近くに神社があったので寄ってみた。青井阿蘇神社。国宝の神社だった。
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1円玉に描かれている『招霊木(おがたまのき)』が、天に向かって真っ直ぐに生えていた。
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おみくじ引いてみた。「末吉。人を助けよ」だって。
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オシャレなカフェに入りたくなって、ぐーぐる先生に聞いたら倉kura cafeがよさげだったので行ってみた。
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立地はよく、丘の上にあった。木々の間から市街地が見下ろせた。
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店内が満席だったため、テラス席へ。とても雰囲気よい。良すぎて、カフェを通り越している。ここはレストランだ。ひとりポツンと外の席に座って、若干居心地が悪かった。
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メニューを見てびっくらこいた。2~3千円だ。安いものが・・・ない!! 高すぎる。あー、店選び失敗したな。2千円のランチなんか食べたことないわ(笑)でもせっかく来たんだし、たまには贅沢しようじゃないか。これは賭けだ。2千円・・・一日の予算の2/3をランチに賭けるんだから、相当美味しいものが出てくるんだろうな。まずかったら許さんぞ。旅人は吹っ切れた。

前菜。シャキシャキサラダ美味しい。テラス席は寒かった。店内席が空いたので移動。
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和牛ステーキを注文。フォークとナイフで上品ぶって食べるのだが、箸でもりもり食べたいと思った。性には合わないが、肉は柔らかくてとても美味しい。そう・・・・美味しかった。
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デザートのシフォンケーキなんかふわふわで、しっとりしてて、絶品だった。
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カフェという名のレストランでのお高いランチだったが、満足度が高かった。『カフェ』には高級な部類もあると学んだ。今後は注意しよう。


幸福駅を目指して走った。この盆地感、地元みたいだ。稲刈りは終わり、秋晴れの一日だった。
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北は帯広の幸福駅、南は熊本のおかどめ幸福駅。
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「鈴を鳴らせば幸福が鈴なり」心行くまで鳴らした。
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幸福行きの切符がどうしても欲しくて、ここの駅まで来たが、無人駅。隣の売店では、777、888、999の既に刻印済み切符しか売っていなかった。日付入れは、最寄の有人駅、あさぎりまで行かないとできないと言われた。言われるがまま、行ってみた。

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ここで無事、切符を手に入れることができた。(肝心の写真撮り忘れ)

日没間際の曽木の滝へ寄り道。東洋のナイアガラだ。ここは日本一周の旅人、岡山で会ったコータ君オススメの場所。
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落差は大きくないものの、幅の広い滝で迫力があった。水量が想像していたよりも少なく感じられた。発電所の遺構があると聞いて楽しみにしていたのだが、そっち方面へは橋が工事中で歩いて行かなければならず断念した。

それでも多少の遺跡感が味わえたのはよかった。
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このトンネルはかつての導水路で、水の通り道だった。ここから発電所に送っていた。
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日没後に道の駅樋脇に着き、ムラカミ氏と再会。同じく樋脇に宿泊、キャンピングカーのフジサキ夫妻から炊き込みご飯の差し入れをいただいた。
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軒下にテント張って就寝。
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by chidorigo | 2015-05-12 06:00 | 九州編 | Comments(2)

畳部屋泊(旅146日目)

11月28日 雲/雨 くじゅう―田浦

YHは素泊まりだったが、夕飯のカレーに加え、朝食まで出してくださった。ありがたい。米が美味しかった。
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ストーブ焚いていたので、部屋星の洗濯物は乾いた。10時に出発。久住の登山口で一番ポピュラーな、牧ノ戸登山口へ寄り道。
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久住山と阿蘇山の山バッジを購入。ここの売店は強い。九州にある百名山のバッジを網羅していた。
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ここに来れば全て手に入る。便利だが、現地調達する楽しみが減ってしまうため、ちょっと寂しさもある。一色で味気なくて地味なバッジだった。
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雲が厚い。午後から雨予報だった。
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やまなみハイウェイから阿蘇に抜け、数日前に寄ったシュークリーム屋「にじいろ」に寄り道。ここのシュークリームは、何度食べてもほんと美味しかった。文句なしのリピーター(笑)二日に一回くらい食べに来たい。
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お店のスタッフが、数日前に来た私のことを覚えていてくれた。「陸上か何かで来てるんですか?」
 ・・・ほう、陸上選手に見えるんですか。ワタシ 200mハシレナインダ ヨ。いや結構本気で。山登りはするが、走るのは息切れするから大の苦手である。

スタッフ曰く、阿蘇に来ている修学旅行生が、パラグライダーを体験しているそうだ。この灰降りしきる阿蘇の野を、飛びまわっているというのか。先生方が、どうしても、といって食い下がったらしい。笑った。ある意味思い出に残る修学旅行になるだろう。マスク着用で飛んでいるのを想像した。

R443で南下。ドナドナされてる牛を見た。
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『日本一の石段』の案内板が出ていた。が、行かない。階段興味ない。いろんな旅人に勧められてきたが、行きたくない。これから雨だし滑るだろうし。いろんな行かない理由を並べてスルーした。
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途中で雨が降り出したので、道の駅田浦に避難。24時間オープンの畳スペースがあった。一度泊まってみたかったので、今夜の宿(笑)決定。産直のレジの女性に泊まっていいかと尋ねたらOKが出た。
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もう移動する気力がなくなったので、15時半頃から溜めてた日記3日分を書いていた。この道の駅は地元じじたちの 溜り場 憩いの場になっていて、彼らはずっと外のベンチで話をしていた。入れ替わり立ち代り、私に話しかけに来ては去っていき、外で情報共有をしていた。見ていて面白かった。

札幌から軽自動車で来て、1ヶ月ここに住み着いているじーさんがいると教えてくれた。1ヶ月もここにいるのに、そのじーさんは何している人なのか、皆知らないようだった。その人がツクネ串を差し入れてくれた。

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地元じじが、「"ジャパニーズテキーラ"飲まないか」と誘ってきた。私は焼酎飲めないので丁重にお断り。そしたら白い白餡鯛焼きをもらった。

唐揚げ丼という名の親子丼が夕食。
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畳スペースに寝袋敷いて、就寝・・・



寝れない。

暖房ガンガン入ってて暑い。しかもセンサー式の明かりで、寝返りを打つとすぐ点灯する。眩しいったらありゃしない。いつの間にかトラックのオッサンが隣に来て、鼾かいて寝てるし。


不眠だった・・・。
24時間スペースは私には合わない。宿泊利用するもんじゃないと思った。





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by chidorigo | 2015-05-08 06:00 | 九州編 | Comments(2)