カテゴリ:九州編( 26 )

阿蘇ライダーハウス滞在(旅143-144日目)

11月25日~26日 雨/曇 阿蘇で沈没

ライハ近辺はちょっとした観光地で、温泉街でもある。アートな壁画があった。
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ライダーハウスはちょっと路地に入った住宅街にあった。グーグルマップに住所を入れて地図を覚え、迷わずすんなり行けた。
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入るとオーナーのバンさんが、ライハルールについて事細かに説明してくれた。説明がひたすら長い。ダラダラ説明される訳ではなく、重要とされる事柄が多いのだ。あまりに長くて、最後は返事をするのも疲れてしまった。

常連が多く、阿蘇が好きすぎて阿蘇に定住してしまったライダーの憩いの場にもなっていた。おかげで、バイク好きが集い、談話室はバイク談義一色。そこまでバイクの車種やらレースやらに詳しくないし、興味もない私にとっては居づらかった。

そして最大のルールが、

寝室は休むための場所だから、スマホも漫画も禁止。

え、じゃあどこにいればいいんだ。

外は寒くて長居できないし、談話室はあんな感じで居づらいしで、最悪だった。ここまで自分の居場所がない宿は初めてだった。

泊まるには覚悟がいるライハとして、

「北はみどり湯、南は阿蘇」

だろう。私には合わない。二度と泊まることはないだろう。


ちなみに宿泊費は、寝具持参で1000円+暖房代100円だ。



二度と泊まるか!と思ったところに限って沈没せざるを得なくなる。




ここ1週間の疲れが出たようで、2日間は体調不良だった。咽頭から気管支にかけて調子が悪かった。天気もどんよりで、パラパラ雨も降っていた。日記書いて、寝て体力回復して、ブログの更新したりして過ごした。
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漫画は充実。一冊も手をつけなかったが(笑)
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ここのライハ名物、朝練はパスした。早起きしてみんなでバイクで外輪山を走りに行くという、なんともクレイジーなイベントだ。夏ならいいかもしれないが、晩秋の早朝は凍えるような寒さだ。体調不良の私にはきつい。


私は中高生の頃から朝連が大嫌いだった。早起きして練習とか意味分からない。朝はギリギリまで寝たい。部活だったら放課後に集中してやればいいだろと全力で思う。まぁ、そんなんで(?)中学の頃は、弱小チームだった(笑)




TVで知った。阿蘇山が噴火したらしい。昨日登ったばかりだ。昨日噴火しなくて良かったと、心底思った。今年は9月に御嶽山が噴火した。そして阿蘇・・・。火山に登る時は遺書が必要かもしれない。結構本気でそう思う。
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少し元気になった。バンさんより、にじいろというお菓子屋さんのシュークリームがうまいと聞いたので、チャリで行ってみた。
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もっちりした生地にカスタードクリームがたっぷり入っていて、これで100円とはコスパ良好。そしてとても美味しかった。リピートしたい。


食欲もりもり出てきた。焼きそば作った。ちなみに、ライハのキッチンを使ったら、食器類は自分で洗う。食器を拭いて棚に返すのは、バンさんが行う。細かいチェックが入る。少しでも汚れていると、バンさんが二度洗いをする。チェックが緊張する・・・。
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次は久住山に登りたいので、近所の書店へ行って山地図を買ってきた。
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明日は晴れるようだ。おにぎりを作ろう。くまもんワンカップグラスが、ライハに大量にあったため計量に使わせてもらった。ワンカップ便利!


元気になったのでライハ脱出。


慣れてくると、あんなに嫌だったバイク談義も、バンさんも、ここのライハもそんなに悪くないと思えてくるから不思議である。順応性って素晴らしい。


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by chidorigo | 2015-04-10 06:00 | 九州編 | Comments(10)

山のお店でバイト(旅138-141日目)

バイト生活をまとめて書く。

11月20日(旅138日目) 晴

山の店シェルパが改装のため、休業日だった。バイトの声がかかったのは、店舗改装要員として人手が必要だったからだ。そんな私も、旅中にバイトなんて面白い話じゃないか。旅中にやってみたいと思っていたことのひとつだ。需要と供給がマッチして労働契約が成り立った(笑)

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昨日午後から、早速お店の手伝いをした。店のロゴ入りパーカーを着て、検品、値札付け、ハンガーラックの組み立て作業。深夜まで続き、23時解散。近くの銭湯へ連れて行ってもらった。店に戻ってきて、混沌としている2階でプチ宴会。他のスタッフとともに、持参のマットとシュラフをフロアに敷いて、26時半に就寝。


翌日の開店に向け、朝からフル稼働。鬼のように忙しく、シェルパの山サークルの大学生が、大勢手伝いに来ていた。1階の商品を2階に運び上げる。階段を何十往復もして、足がプチ筋肉痛だった(笑)

夜は新装開店の前夜祭で、常連さんやお手伝いの大学生が遊びに来た。寿司ぱーりーだった。熊本の郷土料理‘のっぺい汁’も振舞ってくれた。とても美味しかった。この日も夜遅くまで作業は続いた。

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11月21日(旅139日目) 晴

新装開店、オープン初日。エプロンをつけての接客。こういう店での接客は生まれて初めてだ。学生時代に飲食店でバイトしていたから、「いらっしゃいませ」と「ありがとうございます」は辛うじて言える(笑)なんか緊張したが、自分が勧めた商品が売れるのは嬉しかった。時間があっという間だった。

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11月22日(旅140日目) 晴

朝4:30集合で、阿蘇外輪山でのトレラン大会に同行。ゴール地点で記録係のお手伝い。
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数日後にこの阿蘇山が噴火するなんて、誰が想像できただろうか。
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参加賞、ジュース。
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これは通称「ジューシー」と呼ばれている、ご当地感満載のみかんジュース。絵画コンクールの入賞作品がプリントされている。熊本の小学校の給食では定番で、子供たちに大人気らしい。ジューシーの威力は底知れず、時に運動会の行進練習を一発で終わらせるんだとか。



11月23日(旅141日目) 晴

店長の両親宅に居候させてもらい、リビングで寝起きしていた。しかも朝夕の食事まで準備してもらっていた(めちゃくちゃ美味しくて、毎回感動していた)。そんな生活も今日で最後。そろそろ先に進もう。

短期間だったにも関わらず、送迎会を開いてくれた。嬉しかった。馬刺しがとても美味しかった。

ちなみに5日間でよんまんえん分稼いだ。時給700円で、1日約11時間働いた計算になる。ワーキングプアな若者の気持ちが少し分かった気がした。仕事を辞めて旅に出て、もうすぐ半年。今回のバイトで、お金を稼ぐことは大変だったことを思い出した。


私は現物支給を希望。後日、ちゃっかり社員価格でシュラフを購入した。
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モンベルダウンハガー800FPの#0、モンベルが出しているシュラフの厳冬期用。最上級クラス品だo(*º▽º*)o

サイズ比較。左から、#0、#2、ナルゲンボトル1L
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#0はまだ使っていないから分からないが、きっと素晴らしい保温力を発揮してくれると信じている。



シェルパの皆さん、大変お世話になりました。



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by chidorigo | 2015-03-27 06:00 | 九州編 | Comments(8)

天草教会巡り(旅136日目)

11月18日 晴 天草下島ぐるっと


昨晩、沖縄滞在中のバイト先をそろそろ探そうかと思い、ネットで派遣会社に登録した。朝9:30前に、派遣会社から早速電話がかかってきた。チェックアウトが10時で、大量の洗濯物の片付けに追われていたところだったから、正直迷惑な時間の電話だった。今忙しいから夜にしてくれと言って、電話を切った。

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天草に来たところで、下島を回ってみよう!と思った。天気は最高に良い。
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ビジターセンターはあれか。城か・・・??
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とんでもない急勾配を上る。
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富岡ビジターセンターに着いたときは、既に昼時だった。予想以上に城だった。内装外装ともにとても新しく、綺麗だった。
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ロケーションがとても良かった。
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ちょうど天草紹介VTRの上映時間で、天草の海中の3D映像を見た。天草四郎のメモリアル会館でも3D上映をやっていて、この辺りは3Dを積極的に取り入れているようだ。
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かわゆい。
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ビジターセンターのおっさん(50代後半くらい)に捕まって、話しかけられた。

「何かをしたいと思ったとき、行動に移せる人と移せない人がいる。若いうちに見聞を広める行動に移せたから、あなたは行動できる人になれる」

これは褒められているんだろうか。ありがた~~いお言葉を頂戴した。

時々、見ず知らずの私に説教を垂れて来る人がいる。私が苦手とする人種だ。説教する人たちは皆、偉そうに話すもんだから嫌悪感を抱く。本人たちはアドバイスとして話してやってるんだぞ、と勘違いしているもんだから尚更性質が悪い。そして話が長い。人生の総評みたいなことを、上から目線で言わないでいただきたいと、若者は思ってるのだよ。

長~い話をそこそこ聞いて、美味しい昼食が食べられるお店を訪ねた。キタナシュラン的なちゃんぽんの食堂『明月』を教えてもらった。早速行ってみた。城を下ってすぐのところにあった。
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お客さんは、お昼時の地元のリーマンと、観光客カップル、工事のおじさん。あと、食べてる途中で、頬から首、指先まで彫り物をしている方が一人来た。どんな絵柄がどこまで彫ってあるのか大いに気になった。瞳を輝かせてその人を見つめて、話してみたいアピールを送ってみたのだが、気づいてくれなかった(’・ω・‘)

ちゃんぽん600円。野菜炒めが少々油っぽかった。
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私は知った。ちゃんぽんには、基本的にレンゲがついてこないということを。麺をすすると汁が飛ぶので、気を付けなければならない。それを気にしすぎて、味が記憶に残らなかった・・・。

近くの海岸を散策。
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椎骨みたいなの何だろう。
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少子化の波。
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くまもん晒し首。
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下天草を反時計回りに回って教会巡りをした。保存状態良好な教会だった。教会に入ったのは結婚式くらいしかなく、観光で入るのは初めてだった。
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大江天主堂は、高台にある。山間の村合いに建っていた。内部は撮影禁止のため写真なし。
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続いて、漁村にある崎津カトリック教会。
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この辺りのトンネルは、立派な彫刻が施されていた。
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ガーっと走る。日没を迎えた。
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道の駅不知火(しらぬい)で野宿決定。併設の温泉に入った。

ドアに「あとぜきをお願いします」と書いてあった。ドウイウイミダと独り言っていたら、後ろから来た年配の女性が「開けたら閉める」の意だと教えてくれた。「開けたら閉めてください」よりもやんわり注意していて、熊本弁素敵だと思った。

朝の派遣会社から電話があった。就業時期と希望職種等、大まかなことを聞かれた。沖縄入りが12月ころだから、沖縄入った頃にまた連絡するといっておいた。バイト先は焦らなくてもよさそうだ。

道の駅で就寝。
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by chidorigo | 2015-03-21 06:00 | 九州編 | Comments(2)

洗濯ミスで挫折(旅135日目)

11月17日 曇/ニワカ雨 天草ゲストハウス滞在

1週間分の洗濯物が溜まりに溜まった。宿の洗濯機が小さくて、2回は回さなければならない。面倒臭がりな私は1度で済ませるべく、近所のコインランドリーまで重たい洗濯物を持って歩いていった。
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コインランドリーまで行ってから判明したのだが、1回700円もする。しかも両替機もない。ふざけたコインランドリーだった。グーグルマップでもう一箇所コインランドリーを探して、更に歩く。洗濯物が重くて、腕がプルプルしてきた。

結局他のコインランドリーが見つからず、宿に持ち帰る羽目に。握力と本日の体力及びやる気を、朝から使い果たしてしまった。

女将さんに愚痴って(も仕方ないが)、洗濯機を借りた。1回分利用料で2回回させてくれた。天気がイマイチ良くないが、屋上に干す。風が強くて、シマシマのステテコが、どう見ても吹流しだった。
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連日の疲れもあって、移動はなし。溜めていた日記を書いてたら1日が終わった。


ドミトリーの入り口の貼紙。笑った。
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天草ゲストハウス2200円/日

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by chidorigo | 2015-03-10 06:00 | 九州編 | Comments(10)

山ガールサミットin上天草

11月16日(旅134日目) 晴/曇 山ガールサミット

昨晩の自転車のオッサンが、朝6時半頃来て「寒かったでしょー」と、わざわざ声をかけに来てくれた。
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テント撤収して、朝食食べて、7:30集合。
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山ガールサミットとは、ランドネという山雑誌と地元市町村がコラボして開催する、山イベントである。岡山か広島にいるとき、たまたま寄った好日山荘に置いてあったフリーペーパーに、このイベントが載っていた。山ガールというフワフワした括りは嫌いだが、山のイベントとなれば興味がある。
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旅の途中でネットで申し込みをし、開催日に合わせてその辺をぶらぶら。上天草まで下ってきた。参加費は昼食付2千円で、最後にはお楽しみ抽選会もある。参加者は地元熊本県をはじめ、九州各地から来ていた。一番遠くからの参加が、(なぜか)信州からの私だった。

イベントは、午前中にプチ登山。午後からゲストを招いてのトークショー。プチ登山はいくつかコースがあり、自分の体力に合わせて選べる。登山以外でも、ハイキングや写真の撮り方講座なんてのもあって、山初心者でも気軽に参加できる内容だ。

私はガッツリ歩きたかったので、最も長距離を歩く『観海アルプス縦走コース』を選んだ。最も歩くといっても、約10kmのコースだ。集合時間が一番早い。早速バスに乗って出発。
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イベントの主催者(ランドネのスタッフ)が道案内をするのかと思ってたら、地元の山愛好会の人がガイドをしてくれた。どこの登山口から入るかも打ち合わせしていなかったようで、この急坂を途中でUターンした。運転手すげー!と思った。
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二弁当峠と面白い名前が付いた峠。この峠は昔、難所で弁当を二つ持って上らないと越えられないとのいわれから、二弁当峠と呼ばれるようになったと説明があった。
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登山口に到着。準備運動をして、ぞろぞろと上り始める。10名パーティーだ。
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ぞろぞろ
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見たことのないキノコが生えていた。
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展望が開ける。
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念珠岳503m山頂!
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500mの山だし大したことないんじゃないかと思っていたが、このロケーション、素晴らしいじゃないか!
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大パノラマ。登山してきて、こういう景色が見たかった!
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天草の景色、気に入った。
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再びぞろぞろ。登山というよりはハイキングだ。ペースも穏やかで、話しながら歩く余裕がある。グループメンバーといろんな話をしながら歩いて、かなり打ち解けた。友人同士の参加だったり、一人で参加している女の子もいた。遠方から一人参加の私も、溶け込むことができた。
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山を一度下って、整備された階段を上ると、本会場に着いた。
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これが昼食!グループの人たちとランチ。
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オシャレだし、オリーブオイル付いてるし(どこに使うのか不明だが)、なんて女子力が高い弁当なんだ!!!
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会場にはいくつかのブースが出ていた。アウトドアメーカーのアウトレット品の出店や、キャンピングカーの展示、ランドネのブース、コースターを作ろう!というコーナーもあった。
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牛とズッキーニーの串。200円。適度な焼き加減と、絶妙な塩コショウで、絶品だった。買い占めたいくらい(笑)
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しばらく、ブースをうろうろしていると、ステージでのイベントが始まった。MCのお姉さんの靴が、真新しかったのが印象的だった。普段から山に親しんでいる訳ではなく、山ガールイベントに合わせてコーディネートしたんだなぁと感じた。
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ゲストの四角氏が(一人で淡々と)トークショー。愛用の山道具について話していた。
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「小屋泊時にの汗拭きに、赤ちゃん用のお尻拭きを持参する」とか、「お気に入りのザックは3kgもあることが判明して、新しく軽いのを買ったら快適になった」等、ふむふむと思う話。

あとは「マスカラはかさばるから、下まつ毛用のコンパクトなやつを持っていく」という話は、山でそこまでバッチリメイクをしたところで崩れるのがオチでしょ!と、心の中で突っ込んでいた。‘山ガール’のためのイベントだから、内容がガーリーだなーと思った。


ランチタイムに、運営の方に山ガールファションショーに出ない?」と誘われた。
山ガール感ゼロだから、参加を断ったが「せっかくだから出てよ」と言われてエントリーされた。

こちら参加者一覧。皆さんオサレ!「この日のために気合入れて来ました!」オーラ全開の人もいた。ぶりっぶりの山ガール感に圧倒された。オネーサンはついていけないぞ(笑)
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(サイトより拝借、加工)

トークショー後に、ファッションショーは始まった。順番は特に決まっていなくて、裏でテキトーに「じゃあ次、ワタシ行きまーす!」てなノリで、順次ステージに登場していった。


この人入賞してた。全部で3名入賞。
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私は最後から2番目にステージに登場。
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緊張しすぎて吐きそうだった。(相変わらずプレッシャーに弱い)

そして1位2位を争う地味さ加減のワタシ。
自分でも引くレベル(((_ _;)

いつも通りの登山スタイルだが、ほかの出場者と比べると、なんて地味なんだ・・・orz



・・・・にも関わらず、ステージに上がった途端、なぜか起こる拍手。なーーぜーー
トレッキングのグループにいたおっちゃん達が拍手をしてくれていた。

カッコイーとの歓声が聞こえた気がするが、きっと緊張のせい。気のせい。


「山小屋のスタッフをイメージしました!」


ってことにしよう。


「オシャレのポイントを教えてください」

特にありません。機能美です。ゲイター必須です。


MCに話しかけられるがまま喋る。このイベント参加者の中で、信州からの参加の私が、最も遠方だった。日本一周していることを話すと、会場が沸いた。お笑い芸人が会場を沸かせる快感って、きっとこんな感じなのだろう・・・。素人は思った。

「カワイイ!」じゃなくて「カッコイー!」の野次が聞こえた。気のせいじゃなかったようだ。昔からカワイイ路線ではないことは自覚していた。カッコイイ路線とも思ったことはない。調子に乗って、カッコ良くなってみようかなーなんて考えてみたり。でも思ったのが、カッコイイのは格好じゃなくて、旅をしていることに対してなのではないか。深く考えすぎか。


「上天草はどうでしたか?」

とても綺麗なところでした。今度は誰か友達を誘って訪れたいです。
・・・・誰か、友達になってください(’・ω・‘)



トリの参加者は、チチカカの服でオシャレだった。そしてとてもかわいかった。聞くと、地元TV局のレポーターもしているらしい。ステージで最後に番組の宣伝をしていた。つまり、サクラだった。個人的にはオシャレだけ見ると、この人が優勝すると思ったが、それはなかった。



で、結果はというと・・・・







「グランプリは・・・・さいちーさん!!」


耳を疑った。まさかの!!??



上天草市が後援で、市役所の経済産業部(だったかな?)の部長さんから副賞をいただいた。
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私はランク外だから、受賞は絶対にありえないと思っていた。何かの間違いではないかと、一瞬信じられなかった。皆さん、この日のために命懸けでコーディネートしてきたのに、いつも通りの格好の私がグランプリを獲ってしまうなんて、申し訳ない気持ちだった。

考え方を変えると、山ガール界に『ヤマオンナスタイル』を認めさせたことになるのかもしれない。そう考えるとと、ガチ系のヤマオンナを貫くのも悪くないぞ。グランプリは『遠方からはるばるようこそ賞』だと捉えよう。

副賞は、アウトドアリサーチのダウンジャケット(2万8千円相当)だった。今持っているマムートのダウンよりも厚手で、これから重宝しそうだった。ちょうどフリース一枚買おうか悩んでいたところだったから、いいタイミングでいい物をいただけた♪ 当面の寒さは凌げそうだ。しかもジャストサイズだった!
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最後に抽選会があった。キャンプ用チェアから始まり、みかん1箱、ワイン、温泉券、天草産の車海老なんかもあった。バックに市が付いてるからか、景品が豪華だった。地元でも開催して欲しい。役場勤めの友人に、こんなイベントがあった!是非やってくれ!と宣伝しておこう(笑)
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私は何も当たらなかったが、先のファッションショーで素敵な物をもらったので、大満足だった。


イベントも終わり、ハイキングで同じグループだったホラ君と仲良くなり、打ち上げ兼夕食へ。
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刺身定食!ご飯大盛りで完食!天草の魚はクオリティ高い。身が柔らかくて美味しかったヾ(・∀・)ノ 

どんな山登りするのか聞いたら、彼は沢登りからのヤブコギで尾根取付で山頂を目指す、ハードすぎる登山スタイルだった。すげー!(何言ってるか分からない方、すんませんww)

旅話をする中で、四国で会ったバイク旅の大学生についての話題になった。

その記事を探したが見つからない。書き忘れていたみたいだ。概要を説明すると、石鎚山麓のキャンプ場で出会った2人組の大学生がいた。彼らは講義の間に10日程の休みができたとのことで、バイク(小型、クロスカブだった気がする)で四国一周をしている最中だった。そのうち一人はフェリー会社に内定していた。冬は実習で南半球に出て行くとのこと。海ナシ県生まれの私は、そんな大学があることを初めて知った。

で、そのことを話していると、なんとホラ君はその2人組を知っているかもしれないと言い出した。話を進めると、彼の大学の同期だったいうことが判明した。二人組の方は専攻科で、もう1年学校に通うらしい。それには二人とも爆笑だった。まさか知り合いの知り合いが繋がるとは、思ってもみなかった。日本は広いが、世間は案外狭いのかもしれない。


楽しい時間は、あっという間に過ぎていった。ホラ君にお礼を言って、解散。

30km先のゲストハウス天草まで走った。久しぶりの宿、久しぶりの毛布と掛け布団に包まれて就寝。


充実の1日だった。

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by chidorigo | 2015-03-02 06:00 | 九州編 | Comments(14)

パール色の島原湾(旅133日目)

11月15日 曇/晴 筑後―上天草

道の駅の産直は9時からだと聞いていたのに、早朝6時半からスタッフが来ていた。テントの外から「そこどいてくれ」と言われた。開業準備の邪魔になってはいけないので、渋々起きて撤収した。

この時期、日の出前は何と言っても寒い。考えてみればもう11月中旬なのだ。九州は南にあるから、冬でも暖かいと考えていた頃が懐かしいくらいだ。決してそんなことはないと、身に染みて分かった。

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昨日、ここの道の駅で早生(わせ)みかん26個入り200円を購入。激安だ。こんな安いみかんを見たことがない。感激した。地元長野では、みかんは箱で買うものだ。物にもよるが2~5kgで千~二千円くらい。物流にコストをかけない地産地消ってすばらしい。

どいてくれ、といったオッサンに「悪いね」と謝られる。外よりも倉庫の方が多少暖かいだろうから、と開けてくれた。椅子も借りて屋内へありがたく避難。
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着膨れショット。寒いから仕方ない。
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日が昇ってから出発。この辺のパワースポット、恋木神社(こいのきじんじゃ)に参拝してみることにした。
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ほう。ごもっともなことが書いてある。
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おみくじ引いた。
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大吉だった!内容が衝撃的で笑った。

『二人はお似合いだから、手を取り合っていきましょう。』 誰 と だ よ
『交通事故に注意しましょう』 そ の と お り

南下する。雲がなく、快晴だ。気持ちがいい。あの山の塊は阿蘇かな。
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天草諸島に入り、西へ走る。天草は半島かと思っていた。実は違って、橋で上島と下島がつながっていた。つまり、島だったのだ。

道の駅宇土マリーナでランチ。
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かき揚げ丼890円。というか、かき揚げが油っこくて苦手なのに、私はなぜ注文したんだろう。魔が差した、とはこのことか。美味しくなかった。そしてもたれそうだった。二度と注文するまい。
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食事をしているのかと思ったら、スマホいじってる逆光の二人組。二人でうなだれているから、反省会でもしているのかと思った。
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それにしても天気がいいなぁ。対岸、島原半島の雲仙普賢岳御一行様もよく見えた。
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途中の天草四郎メモリアルホールに寄った。入館料600円。
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内部は撮影禁止だった。歴史の授業の重要ワードとして「島原・天草の乱」を習った。具体的にどんな戦だったのか、どうして勃発したかが分かりやすく展示・紹介されていて、とても勉強になった。簡潔にいうと、『日本で初めて、自由と平等』と求めて戦ったのが、ここ島原・天草地方の人々だった。歴史新聞が1枚書けそうだ。小学生でもよく分かるんじゃないかと思うほど、優秀な記念館だった。


静かな島原湾に沈む、夕焼けショーを観覧。
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隣の大学生集団が、きゃっきゃウフフとワンピースごっこをしていた。
若いなー うざいなー こっち見んな

真珠色の湾が美しかった。小学生の頃、こんな色したおもちゃのネックレスを持っていた気がする。自然界に存在する色だったのか。贅沢な夕焼け鑑賞会だった。大満足。
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夕焼けを堪能し、近くの温泉に入る。上天草市の運動公園へ、翌日行われるイベント集合場所の下見に行った。テントを張れそうな場所に目星を付け、買出しに出かけた。

買出しから戻り、トイレ横の屋根の下にテントを張っていたら、自転車に乗ったオッサンが「こんばんは!」と爽やかに挨拶をしてきた。運動公園の体育館のスタッフで、「ここはテント張っちゃだめなんだよ~」と言われてしまった。一晩だけ!><と頼んで許可を得た。
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自販機の温かいお茶をおごってくれた。「風引かないようにね」だって。ありがたくいただいた。






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by chidorigo | 2015-02-22 06:00 | 九州編 | Comments(2)

福岡こわい(´・ω・`)と思ってたけど(旅132日目)

11月14日 曇 壱岐―筑後

最低気温6度。薄い毛布1枚を寝袋の上にかけて寝たら、多少暖かかった。毛布1枚プラスで、寒さがほんの少しだけ和らぐことが判明した。

テントを撤収していたら、「もう今日出て行っちゃうの?」と自衛隊員に寂しがられた。自販機横の交流で、多少打ち解けられたようで、ちょっと嬉しかった。

朝食を取り、荷物をまとめて出発。
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明るいところで見ると、自衛隊車両がガッツリカモフラージュされているのが分かる。
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原の辻一支国王都復元公園。壱岐の数少ない観光スポットのひとつ。
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むかしむかし、大昔に栄えていた古代のムラ。現代人からすると、なーんもなくて面白くない・・・。
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ハトが住んでた。
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ここ1棟借りてライハやりたい!と閃いた。一泊1000円かな。トイレ水道なし。最寄のスーパーはバイクで15分。開業したら、みんな泊まりに来てね!・・・・捗る妄想(笑)


それからはらほげ地蔵を見に行った。海に向かって地蔵が6体建っている。
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このときは干潮で地蔵が見れたが、満潮時は地蔵の頭まで水に浸かる。その際、お供え物が流れていかないように、胸の穴に備えたらしい。確かに胸(腹?)に穴があった。「はらほげ」のいわれだ。


海岸線を回ってフェリーターミナルを目指す。
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島の住人が「壱岐に来たなら、壱岐牛を食べないと!」と言っていたのを思い出す。フェリーターミナルから出てすぐの店うめしまで、壱岐牛が食べられると知る。
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が、時間が早すぎて開店していなかった。g(グラム)によって値段が変わり、手ごろな値段で最高の味が堪能できる和牛だそうだ。壱岐にお越しの際は、是非ご堪能ください。

隣のダイエーで昼食を購入。ターミナル内のお土産店のおばちゃんと話してたら、うにせんべいをもらった。
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まもなくフェリー入港。
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1台のカブが降りてきた。直感的に感じた。私は、このカブを知っている。
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ブログ「こまぎれの放浪旅」のタキさんだ!!いやー、荷物コンパクトだな。さすが旅人だ。
↑同じ日の記事をリンクしておきました。見て回るところは大体一緒(笑)

直接話してみたかったが、彼はフェリーから降りた人で、私はこれから乗る人。話すにはあまりにも時間がない。でも、彼とはすれ違えるだけの縁はあったようだ。旅人でブロガーの、名前も顔も知らない。狭いようで広い日本、全ての旅人に会えるわけではない。会えたらラッキーなのだ。多くはすれ違うことすらなく終わる。その程度の縁だったということだ。その中で、知ってるブロガーと一瞬でも会えた(といえるかは分からないが)のは奇跡だと思う。さようなら。またいつか、どこかで。

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船内は高校生だらけだった。遠征に行く様子だった。離島って大変だ。遠征に行くために大会前日に移動して、前泊しなければならない。高校生にしたら、公欠が発動できるからラッキーだと思う。しかし付き添いの保護者が大変だ。バスケ部と、剣道部だった。ジャージに書いてあった。
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2時間半で博多港に着いた。
博多を出る前に予約した温泉博士を、youmeタウンで受け取った。
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南へ、南へ下る。できるだけ博多から遠ざかりたい。野宿ができる郊外を目指す。

筑後の川の駅恋ぼたるに着いた。温泉併設の道の駅だ。
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道の駅をぶらぶらしていたら、常連のおじさんに呼び止められた。常連さんが、支配人を呼んできて「日本一周してるんだって~」と話していた。そしたら支配人が、「ここテント張って泊まってっていいからね。いいものあげるよ」と併設の温泉の入浴券をくれたではないか!野宿許可もいただいたので、温泉営業時間終了後からテントを張って、遠慮なく泊まらせてもらった。
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九州って怖いイメージあったけど、優しい人が多いのかもしれない。怖いのは、よく発砲事件がある福岡の都市部・・・。そう考えると偏見がなくなってきた。

テントの後ろにちょうど外部コンセントがあって、朝まで充電させてもらった。4日ぶりにスマホのバッテリーが50%を超えた。

夜中にヤンキーが原付でブンブンやって来た。うるさくて目が覚めた。どうやらここは奴等のUターンポイントになっている様子。何度か来ては去っていく、を繰り返していた。テント張ってるのがバレて、絡まれたらやだな~と考えているうちに寝てしまい、気づけば朝になっていた。





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by chidorigo | 2015-02-20 06:00 | 九州編 | Comments(6)

いき壱岐とした猿の横顔(旅131日目)

11月13日 曇/強風 対馬―壱岐

朝寒くて起きられず、8時出発。
朝食はいただいた柿。まだちょっと硬かった。
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8:50便で壱岐島(いきのしま)に渡った。
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風が強く、時化てて揺れる船内。日記つけながら、半分寝てた。寝不足には堪える。
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11:05壱岐着。
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元寇の際の、日本側の大将(まだ少年だった)がお出迎え。
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フェリーターミナルにある観光協会で、情報収集をする。
で、いきなり昼食。壱岐の観光パンフレットに載っていた「豊月」でランチ。
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一番人気の刺身定食を注文。1600円とお高めだが、ここ2日間野宿だったし、今日も野宿の予定だ。少々奮発しようではないか。せっかく離島に来て、美味しいものを食べずに帰るなんてもったいない。
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とても美味しい、新鮮な刺身で大満足。お吸い物にも、切り身が一つ入っていて、箸で触れただけでほぐれてしまう。贅沢なランチだった。ここは来て大正解だった。



お腹も満たされ、壱岐観光に出発。

男岳神社(おんたけじんじゃ)に行ってみた。猿田彦命が祭神だからか、猿が祭られていた。願いが成就したら、石像を奉納する慣習がある。
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狛犬ならぬ、狛猿。
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本殿の裏に回ると、猿の石像が山のようにあった。これだけの猿が集まると、圧巻だ。
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「快復祈願」と台座に書いてあった。‘快復’するといいですね。
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いろんな猿がいた。古い時代のものあった。昔は石彫は職人に頼むとお金がかかるからと、自分で彫る人がいた。石に彫れない人は、木彫で奉納したそうだ。木彫りのものは、時間の経過とともに朽ちてなくなる。たまたまいたバスツアーのガイドが説明しているのを、ちゃっかり聞いていた。
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大漁祈願だろうか・・・。
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漁港には、友人がヤン車と言って譲らないイカ釣り漁船が並んでいた。夜になると、さながらドンキの駐車場ようににぎやかになるんだろう。
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イルカが見られるというので、串山海洋公園に来てみた。
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時期が時期だから、観光客は私以外誰一人としておらず、閑散としていた。
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海と繋がっているプール(?)。
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ここのイルカは、プールに迷い込んできた魚は食べない。餌として与えられる死んだ魚を食べている。飼育されると、狩猟能力がなくなってしまうのか。
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お姉さんが調教していた。
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スタッフの平均年齢がとても若かった。10代~20代。私に説明してくれた男性は私よりも年下で、イルカの調教師になりたくて大阪から来たそうだ。将来的には水族館で仕事がしたいと話していた。地元民しかいないのかと思っていた。そんな志を持った青年が、はるばる海を渡って僻地に就職するなんて。夢があるって素晴らしい。

寒い中ご苦労様です・・・。身体冷えるだろうなぁ・・・。私にはとてもできないと思った。


海洋公園隣の海水浴場。
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穏やかに見えるようで、意外とズァッパーーーンしてる。
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壱岐のお菓子屋さんに立ち寄り。
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壱岐名物、「かすまき」を購入。カステラのような生地であんこが巻いてある。ひとつ300kcal以上ありそうな、ずっしり(いろんな意味で)重いお菓子だ。餅入りなんてのもあって、それも買ってみた。食べきるのが大変だった。
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壱岐の小さな島にも、温泉街がある。地元民のための共同浴場に行ってみたら、定休日だった。ちょっと戻って、すこやか温泉に入る。素泊まり3千円の簡易宿泊施設も併設していた。
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寒かったから、ひとっ風呂入ってぽかぽかになった。受付のおばちゃんに旅をしていることを話すと、「よかったらうち泊まってく?寒いし、島で野宿できる場所なんてないよ」とありがたいお誘いが。でもまだ15時。まだ観光したい場所もあった。

「仕事終わるのが22時だから、もし泊まる場所見つからなかったら戻っておいで」と。島の人は優しい。もし夜までに野宿できる場所が見つからなかったら、おばちゃんに甘えようと思った。


それから壱岐のメインとも言われる観光ポイント、猿岩へ。
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見れば見るほど・・・どう見ても猿だ。
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自然の造形、侮れない。すごいな、この猿クオリティ。地元民も絶賛の「リアル猿」に感動した。

角度を変えると、何だか分からない。猿のサの字もない。先ほどの展望所からが、最も猿らしく見えた。
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ドラッグストアと、ホームセンターが合わさったようなお店、ダイレックスで買出し。島だから品揃えが悪いのは仕方ない。生鮮食品は売っていない。あっても豆腐と卵と牛乳程度。
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観光協会の人と、スタンドの兄ちゃんが「ここならキャンプできると思う」と教えてくれた筒城浜(つつきはま)へ。地図で場所を確認して、その公園に行ってみた。

なんかある。誰かいる。
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遠めにはよく分からなかったが、近づくと自衛隊がキャンプしていると分かった。
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しかも芝生内立ち入り禁止と貼られている。しかも屋根がある場所も陣取られていて、容易に近づけないオーラが・・・。
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炊事棟なら・・・・!と思ったが、洗濯機が鎮座していた。すげー!洗濯機持参するのか!(笑)
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洗濯に来た隊員に、「離れたところにテント張ってもいいか」と尋ねたら「大丈夫だと思う」との返答。「―と思う」とやや曖昧さを感じるが、その人の一存で私のキャンプ地は決定した。


日没後の管理棟前でテント泊。温泉のおばちゃん、野宿できるところ見つかったよ!
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この場所、テントの隣に自販機がある。入れ替わり立ち代りで、隊員たちがちょいちょい飲み物(特に甘いジュース)を買いに来る。足音が気になった。こんなところに張る私が悪いが、夜中も来るからさすがに参った。

洗濯機が鎮座する炊事棟で、軽く調理。風が強くて火が消えそうだった。
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久々に茹でたわ(笑)
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最初はアウェー感ハンパなかったが、とりあえず「こんばんは」と挨拶をしまくって、『一般人がいますよアピール』しておいた。意外と気さくに話しかけてきてくれて、過ごしやすかった。

洗濯をしに来た隊員に聞いたら、福岡県の部隊だそうだ。何の訓練してるのか気になって尋ねたら、ミサイルが飛んできた場合に迎撃するための訓練をしているそうだ。すぐそこ韓国だし、日本の端っこならではの脅威があるのか。私は今日もなんて平和なんだ。

あとは自衛隊もテントで生活しているが、いいシュラフ使ってるから寒くないらしい。私のと交換してほしい(笑)ミリオタじゃないから、自衛隊の装備には詳しくないが、どんなシュラフなのか気になるところだ。


疲れたので早めに就寝。




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by chidorigo | 2015-02-18 06:00 | 九州編 | Comments(12)

日本一の大銀杏(旅130日目)

11月12日 曇/晴 強風 対馬散策

昨日泣きすぎて(笑)、精神的、身体的に疲労困憊だった。そのため日没とともに就寝し、気持ちよく目覚めたのは夜中の2時。動物の低い唸り声だか鳴き声が、絶え間なく聞こえていた。

二度寝して、次に起きたら9時だった。東屋に張ったテントを撤収。風が強くて飛ばされそうだった。寒くはなかったのが幸い。ゆっくり準備して出発。

ツーリングマップルを見ると、日本一の大銀杏が対馬に存在していることを知る。これは是非見たい!悪路バッドな道を進んで、対馬の島の東側に着いた。

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青空に咲く金色の花火みたいだ。
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巨木だから落ち葉も多量。黄金の絨毯。
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カブがとてもちっちゃく見える。樹齢1500年の貫禄。
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巨木すぎて、自重に耐え切れないようだ。支柱に支えられていた。
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韓国人の観光客が次から次へと来ていた。大銀杏に飽きた方々が、カブとか私に興味津々で、なぜか写真に収めていた。韓国人も私も片言の英語で、身振り手振りでギリギリ通じるコミュニケーションを取った。最後に柿くれた。

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対馬に里帰りしていた日本人には、「日本人?」と聞かれた(ぇww
韓国人か日本人かを見分けるのは、ファッションらしい。確かに顔は似ている。


大銀杏から出て、上対馬と下対馬を隔てる万関瀬戸(まんぜきせと)に架かる万関橋へ。
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この橋を下から見上げたいと思って下る道を探したら、とてつもなく急坂だった。上ってこれなさそうだったから、下るのを断念した。
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かつて対馬は2つの島だったが、1900年に旧大日本帝国軍の海軍がここを掘って東西の海を繋ぎ、運河を造った。その結果、対馬は大きく3つの島に分かれた。現在は、こに架かる万関橋から北を上対馬、南を下対馬と呼ぶ。
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ここには渦潮が発生するとか。このときは見られなかった。とても海水が流れてるとは思えない。川のようだった。
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日露戦争で、日本軍がロシアのバルチック艦隊を破った時、海軍はここの万関瀬戸を通って進撃した。ふむふむ。とても勉強になる。日本史に登場する舞台が、私の中でつながる。気持ちいい。

万関橋で出会った地元のおっちゃんに、美味しい地元食堂を訊ねた。食堂『じょう』で昼食。風が強くて暖簾が裏返っていた。
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カウンター数席と、テーブル席2つの小さなお店。
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店主オススメのちゃんぽんを注文。温まる(´∀`)とても美味しかった。
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福岡なのに、なんでちゃんぽん?長崎の食べ物では?と思ったら、そうだ!対馬は長崎だ!(またかよ)

高台にある公園の足湯に寄ってみた。まだこんな時間だ。体内時計は夕方4~5時なんだけど。
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風が強く、湯がぬるくて、長時間入っても全く温まらなかった。写真のおっちゃんが対馬の歴史についていろいろ教えてくれた。
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あとは、韓国人と対馬民との諸事情を話してくれた。

地元には金を落としていかない。韓国直通のフェリーは、韓国の会社。日本のバス会社が多少儲かる程度。お土産店は気合を入れて美味しいお土産開発をしているが、韓国人ツアーはお土産店に見向きもしない。観光バスが寄るのは大型スーパーだ。ここで韓国人はお土産に酒や食品を買って帰っていく。大型スーパーも他県から参入しているので、地元には貢献していないと嘆いていた。はたまた仏像を盗むだとか、マナーが悪いだとか、韓国人観光客が増えてもあまりいい顔をしていなかった。


足湯から出てチドリ号に戻ると、占拠されていた。どいてくれと交渉するが、余裕ぶっこいてて人の肩の上にまで乗ってくる始末。
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強制発進したら降りた。


温泉に寄って、体の芯まで温まった。温泉に来る地元民の話題は、一番に「韓国」だった。温泉の受付で充電のため預けておいたスマホは、出るころには半分くらいまで充電されていた。

暗くなる前に野宿ポイントを下見しておいたので、その運動公園へ。まだまだテニスコートの明かりはついているし、管理棟にも人がいた。夜の部、絶賛稼働中。恐らく22時までだろう。あと1時間も待っていたら湯冷めしてしまう。さっさとテントを張って寝たかった。

管理棟の人に事情を説明して、野宿許可をもらう。野球場のバックネット裏なら、人が来ないしトイレも近いし、風も凌げるんじゃないかと教えてくれた。
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せっかく教えてもらったのだが、実際バックネット裏は風の通り道で、びゅーびゅーうるさく、テントはバサバサ揺れた。シュラフもそろそろ薄さを感じる。寒くて不眠だった。




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by chidorigo | 2015-02-16 06:00 | 九州編 | Comments(6)

夢叶う?対馬の離島で越冬か(旅129日目-後編)

11月11日(後編) 晴 対馬

さいちーです。おはようございます。今日は文章ばっかりでお伝えします。

修羅の国を出た翌日、長崎対馬に渡りました。対馬初日に、なんと財布を失くしてしまいました。まさに修羅場を迎えたわけです。予備のお金などは隠し持っておらず、蕎麦の代金が払えない。警察にも冷たくあしらわれ、もはや絶望的。対馬から脱出できるのか。それでは続きをどうぞ。


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完全に財布を失くして、私はパニック寸前だった。焦りまくる中で、私なりに考えた。ハプニングは自分でどうにか対処すべきだと。


まず、どうにもこうにも必要なのはお金だ。世の中、一番大事なのは愛とか優しさとか言う人もいるが、今、そんな綺麗言を言っている場合ではない。今の私は対馬に閉じ込められてしまっているも同然。脱出するには、フェリー代+ガソリン代が必要だ。その先どうするかは、とりあえず後回し。



そこでお金を手に入れる方法を考える。


1.振り込んでもらう。もしくは郵送で届くのを待つ。
家族に振り込んでもらうのが、一番現実的かと思った。しかし、振り込んでもらうにもキャッシュカードがないから不可能。現金書留の郵送で届くのを待つのもアリだが、日数がかかりすぎる。


2.借りる。

・・・・誰に?財布を失くした上に、足元がホイップクリーム並みにふわふわの旅人だ。信用など簡単に得られるはずがない。



3.稼ぐ。

これが現実的ではないか。千と千尋みたく、「蕎麦代分だけでも・・・働かせてください」と頼んでみたが、本日の営業は終了。人手も足りているとの返答だった。じゃあハロワに行って探そう。



という結論に至って「ハロワはどこに?」との質問に至った。


蕎麦屋のおばちゃん「厳原かな」

えらいあっさりと答えてくれるじゃないか。









別のおばちゃんが、「もしよかったら、私の口座貸すから、誰かに振り込んでもらいなよ」と言ってくれた。






神ですか!!!!!\(T▽T)/








仕事中の父に電話。



「財布を失くしてしまったので、お金を貸してください。指定の口座に振り込んでください」





これって、冷静に考えると、振り込め詐欺みたいじゃないか?すごく気が引けた。今は緊急事態だから、いろいろ言ってる余裕はない。本当に困ってるときに、疑われて振り込んでもらえないのが、一番困る。頼んでおいてアレだが、父にはもっと疑って欲しかった・・・・。父よ、詐欺だったらどうするんだ・・・・。







程なくして、「指定口座に振り込んだ」と父から連絡が入った。おばちゃんと一緒に郵便局へ行って、通帳を確認した。




蕎麦屋に戻って、蕎麦代を払おうとした。


「蕎麦代いいよ。せっかく対馬に来て、嫌な思い出ばっかり残してもしょうがないでしょ。いい思い出の一つくらい持っていきな」


おばちゃん達、神ですか。思いつく限りの感謝の言葉を述べた。



「ホラ、元気出して!」と柿をくれた。嬉しかった。
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日没が迫る対馬の風は冷たかったが、私の中には温かさがあった。人って優しい。温かい。泣けた。











私は、最後の望みをかけていた。クレジットカードや各種カード類は、まだ止める連絡をしていなかった。蕎麦屋を出て、最後に立ち寄った灯台へ行くことにした。もし灯台になかったら、財布は諦める。期限は日没。急いで灯台を目指した。


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西日で長い影。もうあと数十分でタイムリミット。
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私の干支である「ヘビ」様宅(排水溝の穴)前で、土下座をする。

「さっきはちょっかい出してすみませんでした。財布を返してください」



公園内、自分がさっき歩いた場所を辿って探す。

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一周してきて戻ってきた。









なんか置いてある?!


あった!!!見つけた!!!


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信じられないが、石段の上にちょこんと置いてあった。目を疑った。
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自分の名前が入ったカードも、帰りのフェリー代も入っていた。中身も全くそのままで、無事だった。




財布を抱きしめて泣いた。ほんとカッコ悪いくらい泣いた。



バイクに戻る前に、ヘビ様宅前で礼を言った。ヘビ様からは、相変わらずノーコメントだったが。このときばかりは本気で、神様はいるのかもしれないと思った。



日没。本日のタイムリミットだ。
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今日はこの日本最北西端の灯台で、野宿することにした。トイレ水道完備で、誰もいないし、誰も来なかった。
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スマホの電波は入らない。誰にも報告も連絡できずに、一夜を明かした。家族、友人たちにはさぞ心配をかけたことだろう。助けてくれたおばちゃん達と、詐欺と疑わず振り込んでくれた父と、アドバイスをくれた友人達には感謝している。見付かってよかった。本当によかった。


~考察~
・なぜ財布を灯台で落としたのか分からない。バッグを開けた記憶がない。もしかしたらバッグが開いていたのかもしれない。バッグは閉まっているか確認しよう。
・落としたのが灯台だったのが、不幸中の幸い。誰も来ない灯台だからこそ、拾われることもなかった。
・お金の神様、ヘビにちょっかいを出すと、返り討ちに遭う。謝ったら許してくれることもある。
・現金は分けて持っていた方が良い。一つの財布だけだと、落としたら致命的。
・手持ちの現金をなくしても、警察署に行っても取り合ってくれない。後から聞いた話だが、最悪の場合は市町村の役場に相談すると、なんとかしてくれる可能性があるそうだ。





~おまけ~
友人より、励まし 冷やかし の落書きが送られてきた。だいぶ凹んでた時だったので、これ見たら元気出た。オチのない4コマ漫画で、内容はだいたい合っている(笑)ブログに載せていいよ、ということで掲載してみた。
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by chidorigo | 2015-02-14 06:00 | 九州編 | Comments(10)