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パール色の島原湾(旅133日目)

11月15日 曇/晴 筑後―上天草

道の駅の産直は9時からだと聞いていたのに、早朝6時半からスタッフが来ていた。テントの外から「そこどいてくれ」と言われた。開業準備の邪魔になってはいけないので、渋々起きて撤収した。

この時期、日の出前は何と言っても寒い。考えてみればもう11月中旬なのだ。九州は南にあるから、冬でも暖かいと考えていた頃が懐かしいくらいだ。決してそんなことはないと、身に染みて分かった。

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昨日、ここの道の駅で早生(わせ)みかん26個入り200円を購入。激安だ。こんな安いみかんを見たことがない。感激した。地元長野では、みかんは箱で買うものだ。物にもよるが2~5kgで千~二千円くらい。物流にコストをかけない地産地消ってすばらしい。

どいてくれ、といったオッサンに「悪いね」と謝られる。外よりも倉庫の方が多少暖かいだろうから、と開けてくれた。椅子も借りて屋内へありがたく避難。
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着膨れショット。寒いから仕方ない。
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日が昇ってから出発。この辺のパワースポット、恋木神社(こいのきじんじゃ)に参拝してみることにした。
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ほう。ごもっともなことが書いてある。
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おみくじ引いた。
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大吉だった!内容が衝撃的で笑った。

『二人はお似合いだから、手を取り合っていきましょう。』 誰 と だ よ
『交通事故に注意しましょう』 そ の と お り

南下する。雲がなく、快晴だ。気持ちがいい。あの山の塊は阿蘇かな。
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天草諸島に入り、西へ走る。天草は半島かと思っていた。実は違って、橋で上島と下島がつながっていた。つまり、島だったのだ。

道の駅宇土マリーナでランチ。
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かき揚げ丼890円。というか、かき揚げが油っこくて苦手なのに、私はなぜ注文したんだろう。魔が差した、とはこのことか。美味しくなかった。そしてもたれそうだった。二度と注文するまい。
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食事をしているのかと思ったら、スマホいじってる逆光の二人組。二人でうなだれているから、反省会でもしているのかと思った。
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それにしても天気がいいなぁ。対岸、島原半島の雲仙普賢岳御一行様もよく見えた。
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途中の天草四郎メモリアルホールに寄った。入館料600円。
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内部は撮影禁止だった。歴史の授業の重要ワードとして「島原・天草の乱」を習った。具体的にどんな戦だったのか、どうして勃発したかが分かりやすく展示・紹介されていて、とても勉強になった。簡潔にいうと、『日本で初めて、自由と平等』と求めて戦ったのが、ここ島原・天草地方の人々だった。歴史新聞が1枚書けそうだ。小学生でもよく分かるんじゃないかと思うほど、優秀な記念館だった。


静かな島原湾に沈む、夕焼けショーを観覧。
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隣の大学生集団が、きゃっきゃウフフとワンピースごっこをしていた。
若いなー うざいなー こっち見んな

真珠色の湾が美しかった。小学生の頃、こんな色したおもちゃのネックレスを持っていた気がする。自然界に存在する色だったのか。贅沢な夕焼け鑑賞会だった。大満足。
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夕焼けを堪能し、近くの温泉に入る。上天草市の運動公園へ、翌日行われるイベント集合場所の下見に行った。テントを張れそうな場所に目星を付け、買出しに出かけた。

買出しから戻り、トイレ横の屋根の下にテントを張っていたら、自転車に乗ったオッサンが「こんばんは!」と爽やかに挨拶をしてきた。運動公園の体育館のスタッフで、「ここはテント張っちゃだめなんだよ~」と言われてしまった。一晩だけ!><と頼んで許可を得た。
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自販機の温かいお茶をおごってくれた。「風引かないようにね」だって。ありがたくいただいた。






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by chidorigo | 2015-02-22 06:00 | 九州編 | Comments(2)

福岡こわい(´・ω・`)と思ってたけど(旅132日目)

11月14日 曇 壱岐―筑後

最低気温6度。薄い毛布1枚を寝袋の上にかけて寝たら、多少暖かかった。毛布1枚プラスで、寒さがほんの少しだけ和らぐことが判明した。

テントを撤収していたら、「もう今日出て行っちゃうの?」と自衛隊員に寂しがられた。自販機横の交流で、多少打ち解けられたようで、ちょっと嬉しかった。

朝食を取り、荷物をまとめて出発。
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明るいところで見ると、自衛隊車両がガッツリカモフラージュされているのが分かる。
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原の辻一支国王都復元公園。壱岐の数少ない観光スポットのひとつ。
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むかしむかし、大昔に栄えていた古代のムラ。現代人からすると、なーんもなくて面白くない・・・。
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ハトが住んでた。
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ここ1棟借りてライハやりたい!と閃いた。一泊1000円かな。トイレ水道なし。最寄のスーパーはバイクで15分。開業したら、みんな泊まりに来てね!・・・・捗る妄想(笑)


それからはらほげ地蔵を見に行った。海に向かって地蔵が6体建っている。
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このときは干潮で地蔵が見れたが、満潮時は地蔵の頭まで水に浸かる。その際、お供え物が流れていかないように、胸の穴に備えたらしい。確かに胸(腹?)に穴があった。「はらほげ」のいわれだ。


海岸線を回ってフェリーターミナルを目指す。
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島の住人が「壱岐に来たなら、壱岐牛を食べないと!」と言っていたのを思い出す。フェリーターミナルから出てすぐの店うめしまで、壱岐牛が食べられると知る。
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が、時間が早すぎて開店していなかった。g(グラム)によって値段が変わり、手ごろな値段で最高の味が堪能できる和牛だそうだ。壱岐にお越しの際は、是非ご堪能ください。

隣のダイエーで昼食を購入。ターミナル内のお土産店のおばちゃんと話してたら、うにせんべいをもらった。
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まもなくフェリー入港。
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1台のカブが降りてきた。直感的に感じた。私は、このカブを知っている。
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ブログ「こまぎれの放浪旅」のタキさんだ!!いやー、荷物コンパクトだな。さすが旅人だ。
↑同じ日の記事をリンクしておきました。見て回るところは大体一緒(笑)

直接話してみたかったが、彼はフェリーから降りた人で、私はこれから乗る人。話すにはあまりにも時間がない。でも、彼とはすれ違えるだけの縁はあったようだ。旅人でブロガーの、名前も顔も知らない。狭いようで広い日本、全ての旅人に会えるわけではない。会えたらラッキーなのだ。多くはすれ違うことすらなく終わる。その程度の縁だったということだ。その中で、知ってるブロガーと一瞬でも会えた(といえるかは分からないが)のは奇跡だと思う。さようなら。またいつか、どこかで。

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船内は高校生だらけだった。遠征に行く様子だった。離島って大変だ。遠征に行くために大会前日に移動して、前泊しなければならない。高校生にしたら、公欠が発動できるからラッキーだと思う。しかし付き添いの保護者が大変だ。バスケ部と、剣道部だった。ジャージに書いてあった。
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2時間半で博多港に着いた。
博多を出る前に予約した温泉博士を、youmeタウンで受け取った。
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南へ、南へ下る。できるだけ博多から遠ざかりたい。野宿ができる郊外を目指す。

筑後の川の駅恋ぼたるに着いた。温泉併設の道の駅だ。
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道の駅をぶらぶらしていたら、常連のおじさんに呼び止められた。常連さんが、支配人を呼んできて「日本一周してるんだって~」と話していた。そしたら支配人が、「ここテント張って泊まってっていいからね。いいものあげるよ」と併設の温泉の入浴券をくれたではないか!野宿許可もいただいたので、温泉営業時間終了後からテントを張って、遠慮なく泊まらせてもらった。
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九州って怖いイメージあったけど、優しい人が多いのかもしれない。怖いのは、よく発砲事件がある福岡の都市部・・・。そう考えると偏見がなくなってきた。

テントの後ろにちょうど外部コンセントがあって、朝まで充電させてもらった。4日ぶりにスマホのバッテリーが50%を超えた。

夜中にヤンキーが原付でブンブンやって来た。うるさくて目が覚めた。どうやらここは奴等のUターンポイントになっている様子。何度か来ては去っていく、を繰り返していた。テント張ってるのがバレて、絡まれたらやだな~と考えているうちに寝てしまい、気づけば朝になっていた。





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by chidorigo | 2015-02-20 06:00 | 九州編 | Comments(6)

いき壱岐とした猿の横顔(旅131日目)

11月13日 曇/強風 対馬―壱岐

朝寒くて起きられず、8時出発。
朝食はいただいた柿。まだちょっと硬かった。
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8:50便で壱岐島(いきのしま)に渡った。
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風が強く、時化てて揺れる船内。日記つけながら、半分寝てた。寝不足には堪える。
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11:05壱岐着。
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元寇の際の、日本側の大将(まだ少年だった)がお出迎え。
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フェリーターミナルにある観光協会で、情報収集をする。
で、いきなり昼食。壱岐の観光パンフレットに載っていた「豊月」でランチ。
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一番人気の刺身定食を注文。1600円とお高めだが、ここ2日間野宿だったし、今日も野宿の予定だ。少々奮発しようではないか。せっかく離島に来て、美味しいものを食べずに帰るなんてもったいない。
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とても美味しい、新鮮な刺身で大満足。お吸い物にも、切り身が一つ入っていて、箸で触れただけでほぐれてしまう。贅沢なランチだった。ここは来て大正解だった。



お腹も満たされ、壱岐観光に出発。

男岳神社(おんたけじんじゃ)に行ってみた。猿田彦命が祭神だからか、猿が祭られていた。願いが成就したら、石像を奉納する慣習がある。
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狛犬ならぬ、狛猿。
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本殿の裏に回ると、猿の石像が山のようにあった。これだけの猿が集まると、圧巻だ。
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「快復祈願」と台座に書いてあった。‘快復’するといいですね。
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いろんな猿がいた。古い時代のものあった。昔は石彫は職人に頼むとお金がかかるからと、自分で彫る人がいた。石に彫れない人は、木彫で奉納したそうだ。木彫りのものは、時間の経過とともに朽ちてなくなる。たまたまいたバスツアーのガイドが説明しているのを、ちゃっかり聞いていた。
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大漁祈願だろうか・・・。
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漁港には、友人がヤン車と言って譲らないイカ釣り漁船が並んでいた。夜になると、さながらドンキの駐車場ようににぎやかになるんだろう。
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イルカが見られるというので、串山海洋公園に来てみた。
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時期が時期だから、観光客は私以外誰一人としておらず、閑散としていた。
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海と繋がっているプール(?)。
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ここのイルカは、プールに迷い込んできた魚は食べない。餌として与えられる死んだ魚を食べている。飼育されると、狩猟能力がなくなってしまうのか。
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お姉さんが調教していた。
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スタッフの平均年齢がとても若かった。10代~20代。私に説明してくれた男性は私よりも年下で、イルカの調教師になりたくて大阪から来たそうだ。将来的には水族館で仕事がしたいと話していた。地元民しかいないのかと思っていた。そんな志を持った青年が、はるばる海を渡って僻地に就職するなんて。夢があるって素晴らしい。

寒い中ご苦労様です・・・。身体冷えるだろうなぁ・・・。私にはとてもできないと思った。


海洋公園隣の海水浴場。
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穏やかに見えるようで、意外とズァッパーーーンしてる。
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壱岐のお菓子屋さんに立ち寄り。
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壱岐名物、「かすまき」を購入。カステラのような生地であんこが巻いてある。ひとつ300kcal以上ありそうな、ずっしり(いろんな意味で)重いお菓子だ。餅入りなんてのもあって、それも買ってみた。食べきるのが大変だった。
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壱岐の小さな島にも、温泉街がある。地元民のための共同浴場に行ってみたら、定休日だった。ちょっと戻って、すこやか温泉に入る。素泊まり3千円の簡易宿泊施設も併設していた。
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寒かったから、ひとっ風呂入ってぽかぽかになった。受付のおばちゃんに旅をしていることを話すと、「よかったらうち泊まってく?寒いし、島で野宿できる場所なんてないよ」とありがたいお誘いが。でもまだ15時。まだ観光したい場所もあった。

「仕事終わるのが22時だから、もし泊まる場所見つからなかったら戻っておいで」と。島の人は優しい。もし夜までに野宿できる場所が見つからなかったら、おばちゃんに甘えようと思った。


それから壱岐のメインとも言われる観光ポイント、猿岩へ。
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見れば見るほど・・・どう見ても猿だ。
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自然の造形、侮れない。すごいな、この猿クオリティ。地元民も絶賛の「リアル猿」に感動した。

角度を変えると、何だか分からない。猿のサの字もない。先ほどの展望所からが、最も猿らしく見えた。
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ドラッグストアと、ホームセンターが合わさったようなお店、ダイレックスで買出し。島だから品揃えが悪いのは仕方ない。生鮮食品は売っていない。あっても豆腐と卵と牛乳程度。
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観光協会の人と、スタンドの兄ちゃんが「ここならキャンプできると思う」と教えてくれた筒城浜(つつきはま)へ。地図で場所を確認して、その公園に行ってみた。

なんかある。誰かいる。
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遠めにはよく分からなかったが、近づくと自衛隊がキャンプしていると分かった。
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しかも芝生内立ち入り禁止と貼られている。しかも屋根がある場所も陣取られていて、容易に近づけないオーラが・・・。
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炊事棟なら・・・・!と思ったが、洗濯機が鎮座していた。すげー!洗濯機持参するのか!(笑)
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洗濯に来た隊員に、「離れたところにテント張ってもいいか」と尋ねたら「大丈夫だと思う」との返答。「―と思う」とやや曖昧さを感じるが、その人の一存で私のキャンプ地は決定した。


日没後の管理棟前でテント泊。温泉のおばちゃん、野宿できるところ見つかったよ!
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この場所、テントの隣に自販機がある。入れ替わり立ち代りで、隊員たちがちょいちょい飲み物(特に甘いジュース)を買いに来る。足音が気になった。こんなところに張る私が悪いが、夜中も来るからさすがに参った。

洗濯機が鎮座する炊事棟で、軽く調理。風が強くて火が消えそうだった。
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久々に茹でたわ(笑)
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最初はアウェー感ハンパなかったが、とりあえず「こんばんは」と挨拶をしまくって、『一般人がいますよアピール』しておいた。意外と気さくに話しかけてきてくれて、過ごしやすかった。

洗濯をしに来た隊員に聞いたら、福岡県の部隊だそうだ。何の訓練してるのか気になって尋ねたら、ミサイルが飛んできた場合に迎撃するための訓練をしているそうだ。すぐそこ韓国だし、日本の端っこならではの脅威があるのか。私は今日もなんて平和なんだ。

あとは自衛隊もテントで生活しているが、いいシュラフ使ってるから寒くないらしい。私のと交換してほしい(笑)ミリオタじゃないから、自衛隊の装備には詳しくないが、どんなシュラフなのか気になるところだ。


疲れたので早めに就寝。




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by chidorigo | 2015-02-18 06:00 | 九州編 | Comments(12)

日本一の大銀杏(旅130日目)

11月12日 曇/晴 強風 対馬散策

昨日泣きすぎて(笑)、精神的、身体的に疲労困憊だった。そのため日没とともに就寝し、気持ちよく目覚めたのは夜中の2時。動物の低い唸り声だか鳴き声が、絶え間なく聞こえていた。

二度寝して、次に起きたら9時だった。東屋に張ったテントを撤収。風が強くて飛ばされそうだった。寒くはなかったのが幸い。ゆっくり準備して出発。

ツーリングマップルを見ると、日本一の大銀杏が対馬に存在していることを知る。これは是非見たい!悪路バッドな道を進んで、対馬の島の東側に着いた。

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青空に咲く金色の花火みたいだ。
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巨木だから落ち葉も多量。黄金の絨毯。
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カブがとてもちっちゃく見える。樹齢1500年の貫禄。
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巨木すぎて、自重に耐え切れないようだ。支柱に支えられていた。
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韓国人の観光客が次から次へと来ていた。大銀杏に飽きた方々が、カブとか私に興味津々で、なぜか写真に収めていた。韓国人も私も片言の英語で、身振り手振りでギリギリ通じるコミュニケーションを取った。最後に柿くれた。

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対馬に里帰りしていた日本人には、「日本人?」と聞かれた(ぇww
韓国人か日本人かを見分けるのは、ファッションらしい。確かに顔は似ている。


大銀杏から出て、上対馬と下対馬を隔てる万関瀬戸(まんぜきせと)に架かる万関橋へ。
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この橋を下から見上げたいと思って下る道を探したら、とてつもなく急坂だった。上ってこれなさそうだったから、下るのを断念した。
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かつて対馬は2つの島だったが、1900年に旧大日本帝国軍の海軍がここを掘って東西の海を繋ぎ、運河を造った。その結果、対馬は大きく3つの島に分かれた。現在は、こに架かる万関橋から北を上対馬、南を下対馬と呼ぶ。
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ここには渦潮が発生するとか。このときは見られなかった。とても海水が流れてるとは思えない。川のようだった。
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日露戦争で、日本軍がロシアのバルチック艦隊を破った時、海軍はここの万関瀬戸を通って進撃した。ふむふむ。とても勉強になる。日本史に登場する舞台が、私の中でつながる。気持ちいい。

万関橋で出会った地元のおっちゃんに、美味しい地元食堂を訊ねた。食堂『じょう』で昼食。風が強くて暖簾が裏返っていた。
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カウンター数席と、テーブル席2つの小さなお店。
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店主オススメのちゃんぽんを注文。温まる(´∀`)とても美味しかった。
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福岡なのに、なんでちゃんぽん?長崎の食べ物では?と思ったら、そうだ!対馬は長崎だ!(またかよ)

高台にある公園の足湯に寄ってみた。まだこんな時間だ。体内時計は夕方4~5時なんだけど。
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風が強く、湯がぬるくて、長時間入っても全く温まらなかった。写真のおっちゃんが対馬の歴史についていろいろ教えてくれた。
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あとは、韓国人と対馬民との諸事情を話してくれた。

地元には金を落としていかない。韓国直通のフェリーは、韓国の会社。日本のバス会社が多少儲かる程度。お土産店は気合を入れて美味しいお土産開発をしているが、韓国人ツアーはお土産店に見向きもしない。観光バスが寄るのは大型スーパーだ。ここで韓国人はお土産に酒や食品を買って帰っていく。大型スーパーも他県から参入しているので、地元には貢献していないと嘆いていた。はたまた仏像を盗むだとか、マナーが悪いだとか、韓国人観光客が増えてもあまりいい顔をしていなかった。


足湯から出てチドリ号に戻ると、占拠されていた。どいてくれと交渉するが、余裕ぶっこいてて人の肩の上にまで乗ってくる始末。
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強制発進したら降りた。


温泉に寄って、体の芯まで温まった。温泉に来る地元民の話題は、一番に「韓国」だった。温泉の受付で充電のため預けておいたスマホは、出るころには半分くらいまで充電されていた。

暗くなる前に野宿ポイントを下見しておいたので、その運動公園へ。まだまだテニスコートの明かりはついているし、管理棟にも人がいた。夜の部、絶賛稼働中。恐らく22時までだろう。あと1時間も待っていたら湯冷めしてしまう。さっさとテントを張って寝たかった。

管理棟の人に事情を説明して、野宿許可をもらう。野球場のバックネット裏なら、人が来ないしトイレも近いし、風も凌げるんじゃないかと教えてくれた。
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せっかく教えてもらったのだが、実際バックネット裏は風の通り道で、びゅーびゅーうるさく、テントはバサバサ揺れた。シュラフもそろそろ薄さを感じる。寒くて不眠だった。




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by chidorigo | 2015-02-16 06:00 | 九州編 | Comments(6)

夢叶う?対馬の離島で越冬か(旅129日目-後編)

11月11日(後編) 晴 対馬

さいちーです。おはようございます。今日は文章ばっかりでお伝えします。

修羅の国を出た翌日、長崎対馬に渡りました。対馬初日に、なんと財布を失くしてしまいました。まさに修羅場を迎えたわけです。予備のお金などは隠し持っておらず、蕎麦の代金が払えない。警察にも冷たくあしらわれ、もはや絶望的。対馬から脱出できるのか。それでは続きをどうぞ。


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完全に財布を失くして、私はパニック寸前だった。焦りまくる中で、私なりに考えた。ハプニングは自分でどうにか対処すべきだと。


まず、どうにもこうにも必要なのはお金だ。世の中、一番大事なのは愛とか優しさとか言う人もいるが、今、そんな綺麗言を言っている場合ではない。今の私は対馬に閉じ込められてしまっているも同然。脱出するには、フェリー代+ガソリン代が必要だ。その先どうするかは、とりあえず後回し。



そこでお金を手に入れる方法を考える。


1.振り込んでもらう。もしくは郵送で届くのを待つ。
家族に振り込んでもらうのが、一番現実的かと思った。しかし、振り込んでもらうにもキャッシュカードがないから不可能。現金書留の郵送で届くのを待つのもアリだが、日数がかかりすぎる。


2.借りる。

・・・・誰に?財布を失くした上に、足元がホイップクリーム並みにふわふわの旅人だ。信用など簡単に得られるはずがない。



3.稼ぐ。

これが現実的ではないか。千と千尋みたく、「蕎麦代分だけでも・・・働かせてください」と頼んでみたが、本日の営業は終了。人手も足りているとの返答だった。じゃあハロワに行って探そう。



という結論に至って「ハロワはどこに?」との質問に至った。


蕎麦屋のおばちゃん「厳原かな」

えらいあっさりと答えてくれるじゃないか。









別のおばちゃんが、「もしよかったら、私の口座貸すから、誰かに振り込んでもらいなよ」と言ってくれた。






神ですか!!!!!\(T▽T)/








仕事中の父に電話。



「財布を失くしてしまったので、お金を貸してください。指定の口座に振り込んでください」





これって、冷静に考えると、振り込め詐欺みたいじゃないか?すごく気が引けた。今は緊急事態だから、いろいろ言ってる余裕はない。本当に困ってるときに、疑われて振り込んでもらえないのが、一番困る。頼んでおいてアレだが、父にはもっと疑って欲しかった・・・・。父よ、詐欺だったらどうするんだ・・・・。







程なくして、「指定口座に振り込んだ」と父から連絡が入った。おばちゃんと一緒に郵便局へ行って、通帳を確認した。




蕎麦屋に戻って、蕎麦代を払おうとした。


「蕎麦代いいよ。せっかく対馬に来て、嫌な思い出ばっかり残してもしょうがないでしょ。いい思い出の一つくらい持っていきな」


おばちゃん達、神ですか。思いつく限りの感謝の言葉を述べた。



「ホラ、元気出して!」と柿をくれた。嬉しかった。
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日没が迫る対馬の風は冷たかったが、私の中には温かさがあった。人って優しい。温かい。泣けた。











私は、最後の望みをかけていた。クレジットカードや各種カード類は、まだ止める連絡をしていなかった。蕎麦屋を出て、最後に立ち寄った灯台へ行くことにした。もし灯台になかったら、財布は諦める。期限は日没。急いで灯台を目指した。


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西日で長い影。もうあと数十分でタイムリミット。
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私の干支である「ヘビ」様宅(排水溝の穴)前で、土下座をする。

「さっきはちょっかい出してすみませんでした。財布を返してください」



公園内、自分がさっき歩いた場所を辿って探す。

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一周してきて戻ってきた。









なんか置いてある?!


あった!!!見つけた!!!


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信じられないが、石段の上にちょこんと置いてあった。目を疑った。
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自分の名前が入ったカードも、帰りのフェリー代も入っていた。中身も全くそのままで、無事だった。




財布を抱きしめて泣いた。ほんとカッコ悪いくらい泣いた。



バイクに戻る前に、ヘビ様宅前で礼を言った。ヘビ様からは、相変わらずノーコメントだったが。このときばかりは本気で、神様はいるのかもしれないと思った。



日没。本日のタイムリミットだ。
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今日はこの日本最北西端の灯台で、野宿することにした。トイレ水道完備で、誰もいないし、誰も来なかった。
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スマホの電波は入らない。誰にも報告も連絡できずに、一夜を明かした。家族、友人たちにはさぞ心配をかけたことだろう。助けてくれたおばちゃん達と、詐欺と疑わず振り込んでくれた父と、アドバイスをくれた友人達には感謝している。見付かってよかった。本当によかった。


~考察~
・なぜ財布を灯台で落としたのか分からない。バッグを開けた記憶がない。もしかしたらバッグが開いていたのかもしれない。バッグは閉まっているか確認しよう。
・落としたのが灯台だったのが、不幸中の幸い。誰も来ない灯台だからこそ、拾われることもなかった。
・お金の神様、ヘビにちょっかいを出すと、返り討ちに遭う。謝ったら許してくれることもある。
・現金は分けて持っていた方が良い。一つの財布だけだと、落としたら致命的。
・手持ちの現金をなくしても、警察署に行っても取り合ってくれない。後から聞いた話だが、最悪の場合は市町村の役場に相談すると、なんとかしてくれる可能性があるそうだ。





~おまけ~
友人より、励まし 冷やかし の落書きが送られてきた。だいぶ凹んでた時だったので、これ見たら元気出た。オチのない4コマ漫画で、内容はだいたい合っている(笑)ブログに載せていいよ、ということで掲載してみた。
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by chidorigo | 2015-02-14 06:00 | 九州編 | Comments(10)

さ、財布がない!!対馬で紛失事件(旅129日目-前編)

11月11日 晴 対馬

知っていましたか?対馬って、福岡県じゃないんです。長崎県なんですよ。福岡県庁で「対馬の観光パンフレットください」と言ったら、それは長崎だと教えてもらいました。なのに、対馬に渡るフェリーは福岡博多港からしか出てないんですよ。意味不明です。さいちーです。おはようございます。

朝5:30、厳原港(いづはら)到着。船内には8:00までいて良いとのことで、ギリギリに起床。清清しい朝だ。
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肌寒く、ダウンとカッパ下を着て防寒対策。

高速艇が着くフェリーターミナルに寄って、観光パンフレットをもらう。案内はハングル文字でも書いてあった。表記が英語ではないところから、観光客層の韓国人の多さが伺える。
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対馬の固有種、ツシマヤマネコ注意の看板を、至るところで見かけた。
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和多都美(わたづみ)神社に寄ってみた。海神と書いて「わだつみ」と読むが、それとほんのちょっとだけ関係があった。
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境内から海を見ると、鳥居の先に鳥居があって、海へと続いている。
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満潮時は、境内まで海水が流れてくる。
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船があった。祭事用かしら。満潮時なら船を出せそうだ。
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海に続く鳥居を見に行く。社殿から海まで、計5つもの鳥居が並んでいた。
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トイカメラモードで遊んでみる。
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海に続く桟橋があった。
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渡ってみると・・・
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ヤバいよ!!木が腐ってる!!!!
いつドボンしてもおかしくないため、引き返した。数あるアクションの中で、踏み抜いてドボンするのが一番怖い。冬の滝つぼに落ちたトラウマあり。

駐車場に戻ると、観光バスが来ていた。やたらカラフルなオバちゃん方だ・・・・と思ったら、韓国人御一行だった。
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和多都美神社からすぐ近く、烏帽子岳にある展望台。360度見渡せ、展望良好。リアス式海岸だった。赤やオレンジに染まっている紅葉が、緑の中に点在していた。まあまあ綺麗だった。
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程なくして、韓国人集団が来た。我が物顔で狭い通路と階段を上ってきて、端によけることをしない。それと自撮り棒率な。その棒、人がいるのに振り回すなよ、危ないだろう。なんだろう、すごくイラっとした。

バスで集団で来たり、レンタサイクルで周ったり、レンタカー運転してたりと、観光地はほぼ韓国人だった。蛍光ピンクや蛍光オレンジといった服のチョイスが、私には理解できないセンスだった。地元民曰く、「カラフルだから、一目で分かる」とのこと。


な~~んもない道を走る。
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次に、野生動物保護センターへ行った。
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ツシマヤマネコを見るためだ。
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1頭だけいた。警戒心と自立心が強く、飼育員でも手なづけるのが難しいそうだ。
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丸々と太っている。猫初心者の私でも分かる、この丸っこさ。施設スタッフによると、冬に備えて蓄える時期らしい。尻尾が太いのが特徴だ。
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お土産にステッカーもらった。
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野生動物保護センターのすぐ近くにある、棹崎灯台(さおざきとうだい)。
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日本最北西端到達!!!
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着膨れしておデブに見えるなぁ。決して体重が増えたわけではない。
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ここの灯台は、砲台跡で公園として整備されている。私が行ったときには誰もいなくて静かだった。
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ヘビがいた。隙間で日向ぼっこをしていた。私も隣でポカポカ陽を浴びて温まりたい。
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目が青白い。
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お帰りになるようなので・・・・・帰宅前に・・・・・・
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・・・・・・ちょっかいを出させていただいた。生温かかった。
うふふ、かわゆい(*´ω`*)ちょっと強く持ちすぎた。ごめん。
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ぼちぼち、お昼時。棹崎灯台を出て走る。



今シーズン一番紅葉してるのではないかと思われる、国道沿いのモミジに出会う。
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対馬に来て、一番食べたいと思っていたもの。それが蕎麦だ。対馬は、日本で初めて大陸から蕎麦が伝わった場所である。品種改良されずに、ほぼ原種のままだそうだ。そんな蕎麦を食べてみたく、蕎麦道場へ行ってみた。
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お味の方は・・・
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んん??



すすえないぞ??


蕎麦なのに、すすることができない。途中で ブチッ と切れてしまう。太さは不揃いで、歯ごたえがなくて切れやすかった。地元の蕎麦の方が断然うまい。蕎麦よりも出汁の方がうまかった。



食後、会計のためレジへ行った。そのとき、あることに気付く。








財布がない!!!!









カブに戻って探しても見つからず。








でも・・・・どこで???









通ってきたのは、灯台、ツシマヤマネコの野生動物保護センター、和多都美神社・・・・だ。
















とりあえず、最後に人がいたところ、保護センターに電話をかけてみた。センター内を一周探してもらって、ないとの報告を受ける。









最後に財布を出したのは・・・・・・神社。お賽銭の時に出した。











―その時か?落としたのは。
だとしたら・・・・・もし韓国人に拾われていたら、ほぼ戻ってこないだろう。











すぐ近くの警察署(徒歩1分)へ行った。事情を説明したら、周辺の交番に連絡して届いていないか聞いてくれた。それでもなくて、遺失物届けを書いた。









警察署の人に、「お金貸して」っていったら「無理」って一蹴された。対応が冷たくて悲しかった。どうすればいいか教えてほしかった。



















あぁぁ、絶望的だ。













文字通りの「一文無し」だ。





私は・・・・この先、この対馬から出ることができないのか。対馬に閉じ込められて、冬の寒さ厳しい(らしい)ここで冬を越すことになるのか・・・・。沖縄で年を越しして、バイトする夢が・・・・・砕け散ろうとしている。



財布以外に現金は隠し持っておらず、キャッシュカードもクレジットカードも、失くした財布の中だ。奇跡的に、免許証だけは別にしておいたからセーフ。





「あの・・・・・・対馬のハローワークは・・・・・どこですか?」





私は半泣きで、蕎麦屋のおばちゃんに尋ねた。



~つづく~


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by chidorigo | 2015-02-12 06:00 | 九州編 | Comments(6)

本場長浜ラーメンを食すべし(旅128日目-2)

11月10日 晴 北九州―福岡

今日は夜便で対馬へ渡る。県庁ランチ後、近くにあるゆめタウン(ショッピングモール)でぶらぶらして時間を過ごす。紀伊国書店で、温泉博士11月号を予約。施設内を見尽くしてた。時間的には早いが、フェリー乗り場へ行った。

対馬へ渡るために利用するのは、貨物を扱うフェリー会社。業務用のフェリーなので、「客のみ」は受け付けていない。カブは貨物、私はドライバー扱いで乗れた。
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フェリーターミナルで受付を済ませた。0:30出向まで時間が有り余っている。カブをターミナルに置いて、街中に遊びに行くことにした。

博多港の倉庫街を身ひとつで歩く。
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落書きだらけで、チキンだからちょっと怖かった。
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オフロ、かな?
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福岡の都会感。
天神界隈をぶらぶらして、そろそろなくなりそうな日記帳をロフトで買った。MIDORIの無地の日記で、700円もするのだが、紙質がとてもよくて書き心地抜群。中性紙だから劣化しにくいのだ。
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で、夕飯の時間になった。お腹が空いた。福岡といったら、長浜ラーメン。激戦区へ行ってみた。
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長浜屋(元祖)が有名だというので、看板のあるその店に入ったつもりだったが、違った。ナンバーワンという店だった。頼んでから気づいたので、後戻りができない。
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仕方なく食べたら、うまかった。スープはとんこつで、ストレート細麺。「硬め」を注文。さっぱりしててとても美味しかった。麺の硬さもちょうどよかった。間違えて入ったが、正解だった。

せっかく、本場に来てるんだから、やっぱり長浜屋のラーメンを食べたい。
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はしごした。券売機には、ラーメンだけだから、効率がいい。食券を買って中に入ると、麺の長さを聞かれた。「固め」と答える。
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程なくしてラーメンが出てきた。とんこつスープ。長浜ラーメンはとんこつ系なのか。なんかスープが癖のある匂いで、苦手だった。脂っぽくてもたれそうだった。二杯目でお腹いっぱいだったのもある。
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私は思った。こてこてのとんこつラーメンは苦手だ。

1杯目はあっさりしてて美味しかった。2杯目の脂っぽいのが苦手だ。もたれる。あっさり系が好きだな。


帰り道、屋台が出てた。もう無理。見るだけ、通り過ぎるだけ。
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倉庫街歩いて、フェリー乗り場へ戻る。
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フェリーが来ていた。
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カブはスタッフが乗船させてくれるとのことで、21時半に必要な荷物だけ持って一足先に乗船。

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二等でチケットを取った。雑魚寝部屋はなく、全室ベッド。4人相部屋のベッドルームかと思っていたら、個室に案内された。女性は私だけだったためか、気を遣ってくれたようだ。嬉しい。女子って得かも。
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まだほとんど人が乗っていなかった。フェリーの浴場(シャワーのみ)を借りた。チケット売り場のスタッフに「シャワー室汚いよ」と言われていたが、想像していたよりも綺麗だった。特に問題なく利用できた。風呂セットは必要なくなったから、バイクへ置きに戻った。

トラックの運ちゃんに話しかけられて、コーヒーをご馳走になった。部屋に戻り、0:30出港時間までブログを書いて過ごす。気づいたら出港していた。綺麗なシーツがかかったベッドで、ちょっと固いことを除けば、一晩の船旅はとても快適だった。





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by chidorigo | 2015-02-11 06:00 | 九州編 | Comments(6)

福岡県庁ランチ

11月10日(旅128日目-1) 晴 北九州―福岡

久しぶりのベッドで、よく寝た。寝すぎて起きたら9時を回っていた。10時にチェックアウトし、北九州市を出て福岡市内へ向かった。

国道3号線は一部渋滞が発生していたが、概ね流れていた。びゅんびゅん飛ばすか、制限速度をしっかり守るかの二極だった。白バイを3台見かけた。

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福岡県庁周辺は、案内板がなくて非常に分かりづらかった。県庁の敷地周りは、外来者駐輪場の案内がしっかりしていた。
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県庁到着。受付で食堂を聞いて潜入。
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福祉協会に委託されていると書いてあった。
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A定食『揚げ鶏ピリ辛マヨ定食500円』
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唐揚げ普通・・・。米固まってるところあって、美味しくなかった・・・。
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食堂アンケートが掲載してあった。食堂利用頻度から、味、メニュー、内容、対応等。アンケート収集期間なら、私も書きたかったなぁ。

トイレットペーパーにコストかけてた。
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【福岡県庁】
案内★★ 県庁までの案内薄くて分かりづらい
駐輪場★★★ 停めやすい
受け付け対応★★★
雰囲気★★★
味★★ そんなに美味しくない。米が残念。
リピート:なし 街中で行きにくい。



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by chidorigo | 2015-02-10 12:00 | 県庁ランチ | Comments(1)

カブで関門海峡突破せよ(旅127日目)

11月9日 雨/曇 下関―北九州

下関から、関門海峡を渡る方法は、3つある。
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1、海を見下ろす、高速道路で橋を渡る。
高速なので、当然125cc以下は乗れない。

2、海の中の、関門トンネルを渡る。
有料道路で、本来なら車と51cc以上のバイクはここを通る。しかし、この時は工事中のため、全面通行止め。車は高速道路に回される。

3、海の中の、人道トンネルを渡る。
人と自転車、50cc以下のバイクが通行できる。関門トンネルが通行止めのため、必然的に125cc以下はこちらに回ることになった。
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というわけで、チドリ号とともに人道トンネルへ。
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通行料金20円を、箱に入れる。安っ!
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チドリ号は、エレベーターぴったりサイズ。
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地下に到着。警備員?誰かいるぞ?なんだろう。
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地下通路内は、エンジン厳禁。押して歩かなければならない。海峡内のトンネルは、平坦ではなく、下って上る。警備員さんが「押しますか?」と言ってくれた。なんと、一緒に押してくれる要員だったのだ!是非お願いしたい!!写真撮ってもいいかと聞いたらOKしてくれた。行政から委託されているらしく、シルバー人材派遣のようだった。「今日からやってます」という、ベテランに見えるが実は新人のおっちゃんに押してもらった。
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片道780mで、何往復したかで、走った距離が分かる。マラソンやジョギングしている人が多く、一種のトレーニング場だった。意外と多い交通量(人)。割と真剣に走ってる人が多くて怖かった。
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山口―福岡県境に到達。
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チドリ号が県境をまたぐ前に、私がまたぐ。
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壁にも描いてある。
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そして、最深部を超え、いよいよ上り。バイク押し要員のおっちゃんに、下りでは後ろの箱を支えてもらって、上りでは押してもらう。それでも上りは息切れした。もう、ゴールしたときにはヘトヘトだった。本日の体力を使い果たした感がハンパなかった。そのためのベンチなのか。休憩中に、ジョギンングのおっさんたちに絡まれ、呼吸がなかなか整わなかった(笑)

福岡側に到着してから、気付いた。こんなものがあった・・・。山口側にもあったが、気付かなかった。ショック・・・。今回は諦め。帰りに押せたらいいなぁ。
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地上に出た。
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ついに九州入り!!
山口県は、あちらの対岸。
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北九州市小倉区で開催の、クラフトフェアに行ってみた。よく発砲事件とかある場所じゃないか・・・ちょっとドキドキ。場所は、国際展示場。国際展示場といえば、私の中ではお台場だが、小倉にもある。
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『手作り市場in北九州』
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会場オープン前に配られた、会場の案内が書いてある新聞に入場券がついていた。ラッキー♪ 真面目に入場料を払おうとすると、500円かかる。
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会場がオープンし、ゆるきゃら「ていたん」がお出迎え。今年のゆるキャラグランプリでは、76位だった。
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こやつのテーマソングがある。テーマソングは故意なのか知らないが、音程の外れっぷりがすごい。他人のことを言えないほど音痴の私でも、聴いててストレスを感じる曲だった。会場のBGMとして常に流れているわけではないのが、不幸中の幸い。「ていたん」が登場する時間だけ流れる・・・。ていたんが登場する度に発狂しそうになっていたのは、私だけではなかった。会場で出展してた方は、2日連続でその曲を聴いていて、勘弁して欲しいと嘆いていた。
一日の作業用BGMとして、是非聴きたい!という方のために、リンク貼っておきますね。
⇒https://www.youtube.com/watch?v=VPCU7TmO85k


広々とした会場には、作家さんたちのブースが並ぶ。
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ヒノキの木屑。風呂に入れたい・・・。
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素材も売っていた。絣(かすり)だ。西日本に来て、私は初めて絣を知った。備前、伊予、久留米が日本三大絣に数えられる。藍染は布を染めるが、それとは違い、糸の段階で藍色に染めてある。パッと思い浮かぶのが戦時中のモンペで、代表的なデザインだと、「井」みたいな模様があるアレである。模様は、絣を織る際、違う色の糸を混ぜることで表現されている。いろんなデザインがあった。
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チェーンソーで造られた動物。すごく繊細。
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写真撮影NGの作家さんが多くて、あまり写真がない。
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珍しい藍色レザー。レザーは青が一番染まりにくい色だ。これだけ青くするには、さぞ時間がかかったに違いない。
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昼食に、牛テールカレー。牛テール感の物足りなさ・・・。隣で食べていた親子も「テール入ってる??」と首を傾げていた。
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ワークショップが充実。
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3Dプリンターでキーホルダーをデザインしよう!というコーナー。人気で1時間待ち。
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シルバーリングを作ってみた。
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粘土をこねて、約900度のオーブンで焼いて、磨く。全工程90分で完成。
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こちらが完成品のリング。それと、アクセサリー作家さんのイヤリングはお買い上げ♪
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ほぼ一日、クラフトフェアで過ごした。癒された一日だった。



北九州市だし、小倉区だし、いろいろ怖いので、珍しくビジホに宿泊。なぜか、部屋に枕がなかった。「枕がない仕様の部屋なのか」と思ってフロントに電話をかけてみたら、部屋まで持ってきてくれた。


夕飯、コンビニで買ってきたたこ焼き。冷凍食品のたこ焼きなのだが、当然コンビニのレジでチンしてくれると思ったら、断られた。・・・・ケチ・・・と思ったが、レジのところにあるのは業務用のレンジだから、温め時間が違うんだろう。きっと、記載の温め時間のまま温めて、破損させた経験があるに違いない、と自分を納得させた。ビジホに戻ってチン。
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そして、ツーリングマップルを、四国編から九州編にバトンタッチ。
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久しぶりのホテル!個室!ベッド!テンション上がって、ベッドでぴょんぴょんしたのは秘密。




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by chidorigo | 2015-02-09 06:00 | 九州編 | Comments(7)

本州最終日、下関で苦戦(旅126日目)

11月8日 曇/雨 宇部―下関

3日間テントを張りっぱなしで生活していた。朝露で濡れ、昼間に乾き、夜露でまた濡れるサイクル。張りっぱなしだと、生地の劣化が早そうだと感じた。今後しばらくテントは使わなくなりそうなので、完全に乾かす。

撤収最中に、ジョギング中の地元のにーちゃんに絡まれた。帽子かぶってマスクに、下スウェット姿で、見た目完全にヤンキー(笑)そのにーちゃん曰く、この先は野宿できる場所がないと。うーん、なんとかなるだろう。その考えは、後に後悔することになる。撤収完了し、出発。

下関市内に入り、ツイッター仲間が教えてくれた観光ポイントに寄ってみた。火ノ山公園
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な ん だ こ こ は 。 楽 し い ぞ 。
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遺跡かつ迷路のような山頂に、テンションが上がる。お弁当持ってきてピクニックしたい。そして走り回りたい(子どもか!
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なるほど、砲台跡だったのか。
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~要約~
ここ火の山は、関門海峡を見下ろせ、日本海側から瀬戸内海側まで広く見通しのよい場所である。平安時代より火の山では狼煙を上げ、軍事上の重要な拠点として利用されていた。明治21年から、旧日本軍の『下関要塞 火ノ山砲台』が造られた。日本三大要塞(東京湾、大阪湾、下関)のひとつであった。幸いにも、実戦による砲撃少なく、保存状態は良好。後世に残す貴重な資料だから、大切にね。

だそうだ。
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ここにテント張れれば、屋根があるし最高の野宿ポイントだと一瞬思った。が、21時で公園が閉鎖され、締め出されてしまうため不可。
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それにしても、すごい数のカラスだった。
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公園内にある無料の展望台に入る。関門海峡が一望できた。生憎の天気。橋を渡ったすぐそこは九州だ。いよいよ本州の端っこまで来たんだ。わくわくする。
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源平合戦で有名な、壇ノ浦の戦い
の舞台は、ここ関門海峡だ。壇ノ浦の戦いは、歴史の授業で習い、誰もが知っているワードだと思う。それが下関だと知っている人は少ないのではないか。私は国道沿いに建っていた源平合戦の碑で知った。義経が大将で、平家を滅亡させた戦いだった。小3の時に『平家物語』を一生懸命読んだ記憶がある。



お土産コーナーで売ってた。どこで使うわけでもないが、このポストカードに一目惚れした。全力で欲しかったけど、800円もするので泣く泣く諦めた。
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15時近く。ガストで遅めの昼食。寒いし、どんより天気で、雨が降ってきそうだった。日記書いて、ブログ書いて過ごす。
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18時過ぎて、夕飯客が増えてきた。混む時間帯に長居は迷惑になってしまうため、退去。外に出たら雨がポツポツ当たり始めた。ネットカフェを探したが、この時間から入ってしまうと、まだ深夜料金にならないため、割高になってしまう。

youme(ゆめ)広場(こっちでいうイオンモールみたいな商業施設)に行って、ぶらぶらウィンドウショッピング。閉店時間ギリギリまでいたあと、マックへ移動。四国の宿毛でお世話になった、K夫妻に手紙を書いて、ブログ更新。

日付をまたいで1時半。眠気に苛まれ、マックでは一晩越せないと判断。寝カフェに電話してみたが、満席で入れないと。さて困った。近くに運動公園があるから、そこへ行って野宿しよう。雨脚の強い深夜帯、カッパを着てカブで走った。しかし、暗いし、メット内は曇るしで、運動公園を通り過ぎてしまった。あぁ、宇部でヤンキー風のにーちゃんが言ってたことは本当だった・・・。野宿できる場所がない!!

そして着いたのが某公共施設だった。守衛室の明かりがついていた。今日は土曜日・・・日付が変わったから日曜日。今日は休みだ。守衛さんに訳を話して、朝まで軒下を貸してくれないかと交渉。雨降る深夜に人が尋ねて来るなんて思ってないだろうから、さぞ驚かせてしまったに違いない。

守衛さんは、駐車場係のためのプレハブ小屋を、こっそり朝まで使っていいよと言ってくれた。とてもありがたかった。神に見えた。しかも大量に差し入れまでいただいてしまった・・・(どんだけ可哀想な人に見えたんだろう)。逆に気を遣わせてしまった。申し訳ない。
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その守衛さんは明日の夕方までいると言っていたので、朝改めてお礼を言おうと思っていた。しかし、私が出る頃には、その人は交代してていなかった。‘こっそり’借りていたため、丁寧にお礼が言えなかったことが心残りである。こういった公共施設(特に守衛さんがいるところ)は、今後、緊急時以外借りないようにしようと思った。





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by chidorigo | 2015-02-07 06:00 | 中国編 | Comments(6)