7月29日 快晴 大雪山、旭岳登山(2,291m)
私が北海道で最も楽しみにしていた山のひとつ、大雪山へ行ってきた。大雪山という山はなくて、大雪山系の山の総称をそう呼んでいる。北海道最高峰、旭岳に登ってきた。 北海道に来て1番じゃないかと思う快晴だった。 遠方にはトムラウシ山を始め、十勝連峰の頂上部が頭を出していた。 <ルート> ロープウェー駅-姿見ノ池-旭岳-裏旭-間宮岳-中岳温泉-裾合平-ロープウェー駅 行程6時間 途中でGPSの電源を間違って落としてしまったから、変なルートになってるけど、一応添付↓ 公共駐車場は無料で、早朝から満車。 すぐ隣のロープウェーの駐車場は、1日千円もする。早起きは正に三文の得である。まあ、バイクだから空いてるところに停めればいいたけ、関係ないけど。 このレンタカー率の高さ!!! 全部同じ車に見えるのは、私だけではないはず・・・(笑) 北海道のレンタカーは、ナンバーに「わ」と「れ」が存在する。昔、レンタカーが登場した頃のFAXの精度が悪く、送られてきた文字「わ」が、「れ」に見えたことから、北海道だけ「れ」があると聞いた。 ロープウェーを使う。邪道だとか言わないでください。これで往復5時間の短縮になるんです。日帰り登山を計画する人は、よほどの健脚でない限りは、ロープウェー使用した方が効率が良い。 ロープウェー終点駅から、1時間程で周遊できるハイキングコースが整備されている。一般観光客向けで、スニーカーでも十分歩ける。 ワタスゲの大群生。太陽の光が透き通って輝いていた。山頂付近は霞がかっている。 順調に高度を上げていく。ハイキングコースを抜けるときに、ハイペースな若者2人組がいた。装備はまぁまぁしっかりしてたから経験あるように見えたから、よっぽど体力あるんだろうなと思っていたら、5合目前でへばっていた。追い抜いて、山頂時には15分差がついていた。そんな私は最近やっと、自分の体力とペース配分が分かってきたところ。 6合目頃より、霞の天地が逆転する。他の登山者によると、この霞はPM2.5らしい。霞の上に出る体験は初めてだ。霞の上はクリアなのだと知った。 誰が名づけたのか、金庫岩。先日の岩手山では豆腐岩なる四角い岩があった。それに続き、四角い岩には適当に四角いものの名前付けとけ!みたいな感性は、どこでも共通なようだ。 空がきれいに二分割! 袋が膨張してる。 パンだけにパンパンだぁ♪なんて頭をよぎったのは誰ですか。 山頂の空気で一気に冷えたじゃないですか。 裏旭へ下る。半端ない急斜面。下りも怖いが、登りの直登も厳しそうだった。 急坂がひと段落すると、雪渓が待っていた!尻セード(お尻で滑る)したい!けど、そこまで急でもない。走り出して、転んで、頭からダイブして、そのまま滑って行きたいなぁなんて考えながら、小走りで下りる。ザクザクした雪の感触を楽しみながら。 空はひたすら青かった。 軽快なアップダウンを繰り返す。 ガスっていたら迷いそうな広い頂上近辺を歩く。 その先には更に雄大な景色。ここに見える山を縦走したら楽しいだろうなぁ。 眺望抜群の稜線歩きはここまで。あとは下山。 登山道に温泉が沸いている。中岳温泉!サビサビのスコップが置いてあるから、浸かりたい人は掘ればいいようだ。 誰もいなきゃ浸かってみたかったけど、野郎が6人もいたから、足湯に留めた(笑) 左が旭岳。雲の平みたいな気持ちの良い場所。全く飽きないし、ずっと歩いていたいと思える素晴らしい景色だった。下りだからこそ楽しむ余裕があったと思う。この場所を通るのに、時計周りコースだと楽しむ余裕がなくなりそうだ。 振り返ると絶景。 一周して戻ってきた。 風と虫の音、雪溶け水が集まり川を作り流れる音・・・。本当に素晴らしい山だった。またいつか、今度は是非縦走しに訪れたい。 翌日の筋肉痛:なし ~おまけ~
by chidorigo
| 2014-08-04 06:00
| 百名山挑戦
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自己紹介
真面目に働く社会人のふりして働いている27歳。 旅人希望だが、人生一度は結婚してみたいので、当面の目標はボタン鍋食べることと、結婚することにしておく。 (後者のハードル高め) 2014.7-2015.7 カブ110で 日本一周 2015夏 南ア山小屋でバイト 2015晩秋 東海道3週間かけ踏破 コメントの返信は随時(気が向いたら)行っておりますので、気長にお待ちください。 ブログランキング参加中です。他の旅人ブログが見れます。ついでに私のランキングも上がってやる気出ます。 ↑クリックありがとうございます(´▽`)ノ 何かあればお気軽に 「chidrigo55@以下じーめーる」までどうぞ。 カテゴリ
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