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東海道歩き旅持ち物

11月に東海道を歩くための持ち物一覧をまとめてみた。

軽さはスピードに直結する-

不要なものはどんどん省き、身軽になるべきだ。初めは50Lザックで出発したが、ザック自体が重くて初日で挫折(笑)一度荷物再編のために家に帰った。

>>そのときの記事はこちら<<



途中で使わないと気付いて、家に送り返したり捨てたりした。登山をするときの荷物は行く山域にもよるが、日帰りなら4-8kg、避難小屋泊で13kg前後。目標は飲み水を入れて10kg以内とした。



実際、最終的には10kgぴったり だった。
帰宅した際に体重計に乗って丁度すぎて驚いた。


最初に載せた写真。これは重かった。
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<実際に必要だった持ち物>

ザック エーゲル38Lを選択
使い慣れているものがいい。真新しいと、靴擦れ同様ザックのハーネスが擦れ、腰や肩に痣や擦過傷ができる。寝袋と着替えが大部分を占める。毎日宿を決めて歩く人はもっと小さくていいと思う。山用のザックは腰にハーネスがついているため、重量を肩と腰に分散できるから便利。背面がメッシュだと蒸れにくい。

シュラフ モンベルダウンハガー#2

モンベル(mont-bell) 寝袋ダウンハガー800#2
[最低使用温度-6度]


厳冬期を除く3シーズン用。暑いときは中に入らずに掛け物として仕様する。ダウンなので比較的軽くてコンパクト。化繊は重いしかさばるから論外。必ず防水バッグに入れて、絶対に濡らさない対策をする。

シュラフカバー ブリーズドライテックUL.スリーピングバッグカバー

野宿すると、寒暖の差によってツェルト内部が結露する。結露から寝袋を守るためにシュラフカバーを用いた。寝袋単体よりは多少の保温効果も期待できる。

マット サーマレストZライトソル130cm
本当はサーマレストのエアマットにしたかったが、そうするとザックに入らないため外付けせざるを得ず、銀マットになった。300gを切る軽さ。見た目にも旅してる貫禄が出る(笑)

ツェルト ファイントラックツェルトⅡロング
3回しか使わなかった。でもこれがあったから、土砂降りの峠や北風が冷たい公園でビバークする羽目になった時でも心に余裕があった。夜の寒さや風を凌げるツェルトの威力は大きい。アルミペグとグラウンドシートも持ってたが、一度も使わなかった。

トレッキングポール ヘリノックス
私が山歩きをするときは、安定のダブルストックだ。箱根越え、日坂越え、平地歩行で何度か使用。トレッキングポールはなくていい。私の場合はむしろ、ツェルト用に持っていたくらいだ。使用頻度は少なかった。
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レインウエア (上) モンベルトレントフライヤージャケット、(下)ファイントラックエバーブレスフォトン
軽いし、蒸れないし、すぐ乾く。優秀なレインウェア。

ザックカバー スポーツ用品店に単品で売ってる。

折りたたみ傘 レインウェア着るほどでもない弱い雨のときに便利。雑貨屋で売ってる、一番軽いやつを愛用。

着替え 半袖Tシャツ1枚、長袖Tシャツ1枚、チェックの羽織1枚、インナー3枚(ファイントラックの速乾シャツ1枚、モンベルメリノウール1枚、ユニクロキャミソール1枚)、下着3組、ハンカチ2枚。
下着類、服類は洗濯ネットに入れて仕分けると便利。防水バッグに入れ、雨の日に絶対に濡らさないようにする。
※インナーシャツの実力実証結果は後ほど記載予定。

靴下4組 ティゴラ5本指靴下。
スポーツデポで売っている。速乾性があり、一晩干せば乾く。滑り止め付きなら、靴の中敷との摩擦が少なく、マメができにくい。


タオル3枚
今治まきたおる1枚、The Friendly Swedeマイクロファイバートラベル1枚、パックタオル1枚。ぶっちゃけ、1枚あれば事足りた。
※タオルの実力実証結果も後ほど記載予定

お風呂セット
垢すり、絶対に譲れないシャンプー・リンス ・化粧水(小分けボトルで100ml程度)、洗顔石鹸(ケースは重いから削る。ジップロックに入れる)、一番軽い櫛

メイクセット ノーメイク必須。必要な物だけジップロックに入れる
日焼け止め、アイブロウ、鏡 等

歯磨きセット
 歯ブラシ、歯磨き粉(わざわざ新調すると重いだけ。使い終わりそうなやつを使い切るつもりで)

充電器
2口タイプのUSB充電器が便利。

モバイルバッテリー
スマホでGPS起動させてると、思った以上に電池の減りが早い。野宿続きで充電ができないときに便利。

デジカメ せっかくなら思い出を残そう。

日記 アナログで残すのも楽しい。

地図
山と渓谷社「ちゃんと歩ける東海道五十三次」
旧街道を歩くなら、この本が一番使える。東/西の2巻構成、各1620円。

ちゃんと歩ける 東海道五十三次
東 江戸日本橋~袋井宿


ちゃんと歩ける 東海道五十三次
西 袋井宿~京三条大橋


カバーですら重いから外して使った。で、会った人や泊まった場所、歩いた距離時間、スタンプ等、何でも自由に書き込んだ。
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コンパス シルバコンパスNo.7
最後の最後に必要とされたのは、現代文明の産物であるスマホより、コンパスと地図だった。ナビの電池が切れたら現在地も分からなくなるようでは、旅人としては失格だと思う。街中での遭難が一番困る。
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水筒 キャメルバック0.6L
口が広いので洗いやすく、乾きやすい。使わない夜に必ず水で洗って乾かしておく。乾燥させることが、臭いの原因である雑菌繁殖を防ぐポイントだ。
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サブバッグ ノースフェイスのショルダー
財布、カメラ、地図入れとして使用。他にリップクリーム、眼鏡拭きなんかも入れていた。

ヘッドライト  日没後に、車に自分の存在を知らせる強い味方。必ず持つ。

おやつ
小学生の遠足でおやつが持ち物に入ってるのは理由がある。歩き回ることで、普段の3食食事以上のエネルギーを使うので、消費分の補給をするためである。登山時にも同じようにおやつを持っていく。コンビニがしばらくない場所で小腹が空いたときや、集中力が切れてしまった場合の気分転換に大いに役立つ。
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・五徳ナイフ

・携帯ラジオ 

・筆記用具
3色ボールペンが便利

東海道歩いてます!の看板
「東海道五十七次日本橋から○日目」をザックにつけて歩いた。いらないだろ!と突っ込まれそうだが、これが意外と役に立つ。でっかい荷物を背負った女がひとりで、道を歩いてるだけでひたすら目立つ。正面から歩いてきた人が、すれ違った途端振り向いてガン見されることは多々ある。私は決して家出をしてきた訳ではない。背中で語るに便利な逸品...ではなく、道行く人に声をかけてもらいやすくなり、地元民との会話が自然と捗る。看板はコミュニケーションツールだと私は考えている。

救急セット
これも最終的にだいぶ削った。アルミシートは使わず、途中で送り返した。致命的なマメができなかったから、キズパワーパッドもフィルムも使わなかった。
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<途中で削ったもの>

・タブレット
・ワイヤレスキーボード
・ナルゲンボトル
・オピネルナイフ
・反射材
・アルミシート
・弾性ストッキング
・観光地でもらうパンフレット類
・自分用のお土産
・マイ箸、スプーン
・オカリナ 道中何度も吹きたい衝動に駆られたが我慢。
適宜家に送った。




<自身の服装>

ランニングシューズ ニューバランスW1040
靴選びは重要。専門店で店員さんと相談しながら買おう。靴代をケチるとあとで痛い目を見る。靴は投資だと割り切る。
5本指靴下
長ズボン ノースフェイス
これも山で使ってる物を流用。速乾性があって軽い。あと気に入ってる点は、足が細く長く見える点(笑)
・インナーシャツ
・Tシャツ

アウター パタゴニアアズハイブリッドフーディー
防風性があるやつを選ぶ。東海道は全体的に風が強い。暑ければ脱ぎ、ザックへ入れる。旅の後半は日中も寒くて、一日中手放せなかった。

↓道中笠以外はこんな感じ。上から下まで真っ黒になってしまって、日没後の歩行は闇に溶けてしまうため危険だった。
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1日に歩く距離や体力、宿泊方法によって荷物は大きく異なる。個人差があるため、自分に合った装備に変えていく必要がある。持っているもので、3日、更に1週間経って一度も使わなければ、その先使わない可能性の方が高い。適宜荷物を振り返り、使ってないものは不要と判断する決断力が重要だ。


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by chidorigo | 2015-12-16 09:00 | 東海道五十七次
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