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狩りに行こうぜ!初猟へ

日の出前、善光寺平は珍しく霧に沈んでいた 。まだ薄暗い道を、ライトを点けて走る車はまばらだ。

師匠と猟犬とともに狩場へ出る。銃器を使い狩りをしていい時間帯は、日の出から日没までと決められている。


弾は散弾を使い分ける。
左から3号(キジ、遠距離鴨)、5号(近距離鴨)、7.5号(競技用)となっている。
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日の出を待ち、藪へ犬を放つ。藪の中からキジが飛び出したところを撃つ作戦。



ところが、想像してた以上にキジの動きが早い。銃を構える間もなく見送ってしまいチャンスを逃す。そんなだから、キジの写真などない。


フィールドをしばらく徘徊し、キジを捕らえるチャンスが5回もあったのだが、なんせ初心者。腕が悪くて当たらない。


午後になり、キジは諦め鴨にシフト。


日没30分前、ようやく1羽を仕留めることができた。猟犬が池に入り、鴨をくわえて泳いで回収してきてくれた。鴨1羽の重さは大して重くはないのだが、ただ鴨だけの重さではないなんともいえない重さを感じた。
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※大人の事情で白黒、捌くところも割愛※


師匠が手際よく捌いていく。羽をむしり、内蔵を取り出し、肉を分ける。


そして皮下脂肪を溜め込んだカルガモぐつぐつ煮込む。黄色い脂が溶け出して浮かぶ。
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出汁を取るのと同時進行で、具材を準備していく。
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初猟で仕留めた鴨鍋、美味しくいただきました。



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by chidorigo | 2016-12-28 14:22 | やまもり
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